エピクレーシス

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エピクレーシス、(epiclesis、epiklesis)とは、三位一体の第三位格である聖霊を求める祈りである。聖餐聖別のとき司祭によって唱えられるが、キリスト教の教派により相違がある。

聖公会高教会ハイチャーチ)などでは結婚における聖霊を求める祈りもエピクレーシスと呼ばれる。

カトリック教会[編集]

ミサの中において、エピクレーシスで聖霊が降臨して聖変化が始まり、聖体を制定する典礼文(制定句)が唱えられ、アナムネーシスされて完成すると考える。

聖公会[編集]

日本聖公会の場合、聖餐式の式中で、祈祷書の感謝聖別式文に基づき、司祭がパンとワインの上に聖霊が降臨するように祈願するが、この式文と所作はカトリック教会のエピクレーシスの祈祷を踏襲している。この祈願により、イエス・キリストが祭壇に、そして、集まった信徒たちの中に顕現するというのが、聖公会の一般的な解釈である。エピクレーシスによって何が起きるかの解釈は、個々人により様々であり、カトリック同様にパンとワインが聖変化するという人もいれば、ルター派的な現臨説、あるいはカルヴァン派的な霊的臨在説を主張する人もいる。英国聖公会発足当初は、カルヴァン主義神学に基づいていたが、現在の聖公会は個々人の自由を重んじる伝統を強調するため、カトリックのように統一された聖餐論やエピクレーシスの解釈は、現在では示されていない。

プロテスタント[編集]

ルーテル派[編集]

メソジスト[編集]

メソジストの指導者ジョン・ウェスレーイングランド国教会の伝統を受け継いだ。エピクレーシスの神学はチャールズ・ウェスレーの幾つかの賛美歌であらわされている。

福音派と聖霊派[編集]

聖霊派では「聖霊様来て下さい」という祈りが自由祈祷でよくなされる。福音派では聖書記事に、聖霊に直接祈る箇所がないということから、この祈りをしない教会もあるが、これを行う教会もある。いずれも聖餐礼典の執行に必須のものとはされていない。[1]

脚注[編集]

  1. ^ ジャック・ディア『御霊の力に驚かされて』真菜書房
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