ウンカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ?ウンカ | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | |||||||||||||||
|
ウンカ(浮塵子、雲霞)は、イネの害虫となる体長5mmほどの昆虫を指す。
大発生して米の収穫に大打撃を与えるだけでなく、ウイルスの伝搬なども行う。江戸時代に起きた享保の大飢饉の原因とされ、稲作文化圏では忌避される。時に大繁殖して大群を成す様は「雲霞のごとき」と形容される。
カメムシ目ヨコバイ亜目の一部のグループで、アブラムシ、キジラミ、カイガラムシ、それにセミ以外の成虫の体長が5mm程のもの。そのような範疇の昆虫のいわば典型の一つがウンカであるから、この仲間にはウンカの名を持つ分類群が非常に多い。
一方で、ウンカ類を餌とする小型のトンボ類は益虫とされている。
なお、中国茶の「東方美人」はウンカを利用して生産される茶葉である。(若芽にウンカを付けさせる)
[編集] 関連項目
- 蝗害 - 本来はバッタ類の大発生による農業被害の意だが、日本ではウンカでの被害に対してもこの用語が使われる。
- 鯨油 - 水田におけるウンカを駆除するのに使われた。鯨油の油膜を水田に張ってウンカをそこに叩き落とす手法は江戸時代に開発された技術。

