イースト17

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East 17 (2012)

イースト17(East17。後にE-17に改名。)はイギリス人男性歌手グループ。1992年に結成。 UKチャートトップ20の曲を18曲、トップ10のアルバムを4枚これまでにリリースしており、特に1990年代にテイク・ザット5iveなどと共に活躍した。"House of Love"、 "Steam"、"Let It Rain"など、ラップポップ・ミュージックを組み合わせた曲で有名。

メンバー[編集]

  • ブライアン・ハーベイ
  • ジョン・ヘンディ
  • テリー・コールドウェル
  • トニー・モルティマー

来歴[編集]

1992年にモルティマーが条件付きでロンドン・レコードとレーベル契約を結ぶことから始まる。その条件というのは、グループを結成することであった。歌唱力、ダンス技術が共にあったハーベイを筆頭にヘンディ、そしてコールドウェルがそのグループのメンバーに決まった。

主にモルティマーが作詞を担当することが多く、ほとんどの曲がラップで構成されている。なのでライバルであったテイク・ザットとは対照的なグループとみなされた。

1992年から1998年の間に12曲、UKチャートトップ10にランクインするシングルをリリースし、デビューアルバム、"Walthamstow"は同アルバムチャート1位を獲得した。このアルバムに収録されている"Let It Rain"は戦争、平和、平等さ、愛などを歌った政治がらみの曲で話題になった。1994年にリリースされた2枚目のアルバムである"Stem"がリリースされたころ、彼らの名声は大きくなる。シングル、"It's Alright"はMTVで紹介され、彼らの名声はモンゴリアまで届いた。アルバムはチャート3位を記録。

また、"Stem"に収録されている"Stay Another Day"はシングルとしてリリースされ、彼らにとって最初で最後のUKチャート1位を記録した。(5週間1位をキープし、1994年のクリスマスナンバー1ソングとなった。)1996年には"If You Ever"をリリースし、こちらは同チャート2位を記録した。(イギリス人歌手、ガブリエルとのデュエットで話題になった。)

1996年のクリスマスには著名なアーティストが集まるライブ、"The Gift Of Christmas"に出演し、バックストリート・ボーイズと初めての共演を果たした。

3枚目のアルバム、"Up All Night"の作製ではモルティマーが作詞を以前に比べて担当することが減り、チャートも最高7位という結果に終わる。このころからモルティマーはグループとしての活動に消極的になっていた。

1997年にメンバーのハーベイが麻薬の一種であるエクスタシー12個を一晩で摂取したことを告白。インタビューでは、「楽しかったし、エクスタシーは自分を良い人にする。」と発言しグループのイメージを一瞬にして傷つけた。この後、モルティマーが他のメンバーとは別であるということを証明するため、グループから脱退した。

残ったメンバー3人は1998年にE-17とグループを改名しシングル、"Each Time"をリリース。UKチャート2位を記録する。しかし、グループにとって作詞を担当していたモルティマーの穴は大きく、次のシングル、"Betcha Can't Wait"、アルバム、"Resurrection"の売り上げが全くのびず、1999年にE-17は解散する。

再結成[編集]

解散後、唯一メンバーの中ではブライアン・ハーベイだけがソロ活動をしていた。 2001年12月11日にはノッティンガムにあるナイトクラブの外で襲われ、緊急手術を受けた。頭部に負傷をおったものの、幸い命にかかわるほどの傷ではなかった。

2005年にハーベイ、コールドウェル、ヘンディの3人でE-17としてモンゴリアで再結成ライブを一回のみ行った。

モルティマーは脱退後2度イースト17のようなグループを結成しようと試みたが、どちらも失敗におわり、ソロ活動に専念する。2006年1月には彼のウェブ上でアルバムを発売した。

2006年2月4日にはイギリスの音楽番組、CD:UKに出演し、イースト17は4人で再結成するかもしれないと発言し、同月の半ばにそれが実現した。ロンドンで再結成ライブを5月30日に行い成功させた。

この一度限りのライブの後、ヘンディの本業柄、グループとしての活動を続けることが難しくなり、そしてまたしてもハーベイとモルティマーの不仲説が浮き上がりイースト17はまたしても解散するのではないかと幾度となく報道された。

そんな中、同年9月24日にはスコットランドの大学でモルティマー抜きでライブを行った。

2007年5月29日にチャンネル4にて彼らのドキュメンタリー番組、"East 17:The Reunion"が放送され、同番組内で3人は2008年の夏にシングル"Fuck That"のリリースを予定していることが発表された。

現在[編集]

ハーベイはソロ活動に専念するためグループを離れ、モルティマーが入れ替わる形で戻り、2012年にスタジオ・アルバム「Dark Light」をリリースした。しかしモルティマーは再び脱退。ボーカリストに、アートフル・ドジャーなどとの活動歴があるロビー・クレイグ(Robbie Craig)を迎えた。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • 1993: Walthamstow UKチャート1位
  • 1994: Steam UKチャート3位
  • 1995: Up All Night UKチャート7位
  • 1996: Around The World Hit Singles: The Journey So Far UKチャート3位
  • 1998: Resurrection UKチャート43位
  • 2005: The Very Best of East Seventeen UKチャート34位
  • 2006: East 17: The Platinum Collection 

シングル[編集]

  • House of Love (1992年) - UKチャート10位。オーストラリアチャート5位
  • Gold (1992年) - UKチャート28位
  • Deep (1993年) - UKチャート5位。オーストラリアチャート7位。ビルボードチャート123位。
  • Slow It Down (1993年) - UKチャート13位
  • West End Girls (1993年) - UKチャート11位。オーストラリアチャート4位
  • It's Alright (1993年) - UKチャート3位。ラトビアチャート1位。(1週間)オーストラリアチャート1位。 (7週間)
  • Around The World (1994年) - UKチャート3位。オーストラリアチャート4位。ラトビアチャート10位。
  • Steam (1994年) - UKチャート7位。オーストラリアチャート18位。
  • Stay Another Day (1994年) - UKチャート1位。オーストラリアチャート3位。ラトビアチャート1位。(7週間)
  • Let It Rain (1995年) - UKチャート10位。オーストラリアチャート12位。ラトビアチャート5位。
  • Hold My Body Tight (1995年) - UKチャート12位。オーストラリアチャート73位。ラトビアチャート9位。
  • Thunder (1995年) - UKチャート4位。オーストラリアチャート36位。ラトビアチャート2位。
  • Do U Still? (1996年) - UKチャート7位。 オーストラリアチャート54位。ラトビアチャート6位。
  • Someone to Love (1996年) - UKチャート16位。ラトビアチャート10位。
  • If You Ever (1996年) - UKチャート2位。ラトビアチャート4位。
  • Hey Child (1997年) - UKチャート3位。
  • Each Time (1998年) - UKチャート2位。
  • Betcha Can't Wait (1999年) - UKチャート12位。