アズラーイール

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死の天使、アズラーイール(イーヴリン・ド・モーガン画)

アズラーイールアズリエルアズラエルイズラーイールなどとも・アラビア語عزرائيل 英語Azrael)は、イスラム教においてをつかさどる天使で、片手には全ての生者の名を記した書物を持ち、人が死ねばそこから名前が消える。姿形は非常に恐ろしく、全身に無数のを持ち、人の罪を見、語り、裁くのだと伝えられる。

一方、民間伝承では、彼がアーダムを創ったといわれている。「アッラーフミカールジブリールイスラーフィール、アズラーイールの四天使に、四方から七掴みの土を集めて人を創るよう命じられたとき、アズラーイールだけがそれに成功した。というのも、彼は人の肉体と魂を分けるすべを心得ていたからである。」この伝承も、アズラーイールが「人の魂を司る」という職種であるからこそ、生まれえたものと解釈できる。または、その力は人を創造するよりも死なせる方により役立つため、創造後に彼はアッラーフから人間の死を管理をする役目を仰せつかったのであるとされる。

また冥王星に関連づけられ、蠍座天蠍宮)の天使でもある。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • ヘイゼル・レイブン『エンジェル・バイブル』産調出版、2007年。