アクセル・ホネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アクセル・ホネット(「ジェンダーセンター開設記念講演会『労働と承認』」)  2010年3月21日(明大)

アクセル・ホネット(Axel Honneth, 1949年 - )は西ドイツエッセン出身の哲学者である。 フランクフルト大学社会哲学及びニューヨークのコロンビア大学人文科学の教授。社会科学研究所(社会研究所Institut für Sozialforschung, 通称IfS)の所長。

略歴[編集]

1949年、エッセンに生まれた。1969年にギムナジウム卒業試験に合格。1969年から1976年までに、、ボン大学ルール大学、ベルリン自由大学で哲学、社会学、ドイツ文学と哲学を学ぶ。 1977年から1982年まで、ベルリン自由大学社会学研究所の研究助手、1982年から1983年まで研究奨学金を得る。1983年にベルリン自由大学のウルス・イェギ (独語 Urs Jaeggi) により博士号を取得し、ヨハン・ウオルフガング・ゲーテ大学(フランクフルト大学)哲学科助教授となる。1989年10月から1990年7月まで、ベルリン高等研究院の特別研究員。1990年、フランクフルト大学哲学科教授資格取得。1991年、コンスタンツ大学のC-3教授。1992年にベルリン自由大学政治哲学のC-4教授。1995年9月から1996年4月までニュースクール大学テオドール・ホイス客員教授。1996年に、フランクフルト大学社会哲学C-4教授、社会研究所の教員構成員になる。1999年6月1日から30日まで、アムステルダム大学スピノザ講座の代表を務める。2001年4月から社会研究所所長。2011年からニューヨークのコロンビア大学人文学部教授。

主な研究[編集]

社会哲学と社会科学の論理学:承認論の基本体系;間主観的関係における道徳性の再構成;承認の多元的理論の発展;社会的存在論とシステム理論の革新的手掛りを考察することによる批判的社会理論の発展的継承等。

フランクフルト学派における位置づけ[編集]

ホネットはフランクフルト学派の第3世代に位置づけられるとされる。特に社会哲学の分野で承認の観点から考察を加え、かつてのユルゲン・ハーバーマスの助手としては最も発言を行う哲学者の一人として見られており、フランクフルト学派を代表する哲学者として活動を行っている。

日本語訳著書[編集]

単著[編集]

共著[編集]

リンク[編集]