あの紙ヒコーキ くもり空わって

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あの紙ヒコーキ くもり空わって
19シングル
初出アルバム『音楽
B面 卒業の歌、友達の歌。
リリース
規格 8センチCD
ジャンル ネオフォークJ-POP
時間
レーベル ビクターエンタテインメント
作詞・作曲 作詞:326 作曲:19
チャート最高順位
  • 週間6位オリコン
  • 1999年度年間38位(オリコン)
19 シングル 年表
あの青をこえて
1998年
あの紙ヒコーキ くもり空わって
1999年
すべてへ
1999年
テンプレートを表示

あの紙ヒコーキ くもり空わって」(あのかみヒコーキ くもりぞらわって)は、19の2枚目のシングル

1999年3月20日ビクターエンタテインメントから発売された。CDは8cmCDだが、マキシサイズのケースで発売された。

背景・音楽性[編集]

作詞は326、作曲は19。共作だがイントロ~Aメロ・サビなど全体のベースは岩瀬、Bメロは岡平。19が発表した表題曲で唯一サビで二人交互に掛け合う楽曲。岡平の歌唱の際、岩瀬がハーモニーをつけているので結果的に岩瀬はサビのすべてを歌唱している。

当初、C/W「卒業の歌、友達の歌。」が表題曲、「あの紙ヒコーキ くもり空わって」がC/Wで発表予定だったが、1999年春のTBS「1999・春」キャンペーンソングに「あの紙ヒコーキ くもり空わって」が使用され、楽曲に関する問合せが多かった事からCDで発売された収録順に落ち着いた。デモバージョンの「紙ひこうき」ではテンポがバラード調のものになっている。

チャート成績[編集]

オリコンチャート初登場時は50位圏内であったが、結果的に最高位6位を獲得、20週連続チャートインするロングセラーとなった。同年末には第50回NHK紅白歌合戦へ初出場する。

アートワーク[編集]

本作のアーティスト写真は、ビクターのレコーディング・スタジオ付近の廃墟前にて撮影された。

解散後[編集]

着うたダウンロードインターネット投票を元に制作されたベスト・アルバム19 〜すべての人へ』では得票数1位となり、1曲目に収録されている。

収録曲[編集]

全曲 作詞:326、編曲:茂村泰彦

  1. あの紙ヒコーキ くもり空わって
    作曲:19
  2. 卒業の歌、友達の歌。
    作曲:イワセケイゴ岡平健治
  3. あの紙ヒコーキ くもり空わって -Music Track-

収録アルバム[編集]

カバー[編集]

  • PENGIN - アルバム 『PENGIN FAMILY』(2010年12月15日) に収録[1]
  • 佐々木真央 - ミニアルバム『佐々木真央』(2015年3月25日)に収録。
  • 丸本莉子 - アルバム『COVER SONGS』(2018年2月28日)収録。
  • 濱野大輝 - アルバム『[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors 〜90's-00's EDITION〜』(2022年7月27日)収録。

脚注[編集]

  1. ^ PENGINが“19”のヒット曲を公式初カバー ジャケットは326が描き下ろし”. ORICON NEWS (2015年3月4日). 2023年9月26日閲覧。

外部リンク[編集]

「あの紙ヒコーキ くもり空わって」の調
1A・1Bメロ 1サビ 2A・2Bメロ 2サビ・大サビ
イ長調
(A)
ハ長調
(C)
イ長調
(A)
ハ長調
(C)

脚注[編集]