「飛鳥山トンネル」の版間の差分
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1990年代までの首都高速は放射状路線が[[首都高速都心環状線|都心環状線]]を介して接続する路線網の構造から、[[渋滞]]が慢性化していた。飛鳥山トンネルは、渋滞の軽減を図る目的で計画された中央環状線のうち「中央環状王子線」の名称で建設された[[首都高速5号池袋線|5号池袋線]]と[[首都高速川口線|川口線]]のほぼ中央部にあたる。[[飛鳥山公園]]の地下は[[新オーストリアトンネル工法|NATM工法]]を採用。[[明治通り (東京都)|明治通り]]と[[本郷通り (東京都)|本郷通り]]が交わる飛鳥山交差点の地下はパイプルーフによる[[支保工]]を用いた非開削トンネルとして施工され、頂版部には高流動コンクリートが使用された<ref>{{Cite journal |和書|author |
1990年代までの首都高速は放射状路線が[[首都高速都心環状線|都心環状線]]を介して接続する路線網の構造から、[[渋滞]]が慢性化していた。飛鳥山トンネルは、渋滞の軽減を図る目的で計画された中央環状線のうち「中央環状王子線」の名称で建設された[[首都高速5号池袋線|5号池袋線]]と[[首都高速川口線|川口線]]のほぼ中央部にあたる。[[飛鳥山公園]]の地下は[[新オーストリアトンネル工法|NATM工法]]を採用。[[明治通り (東京都)|明治通り]]と[[本郷通り (東京都)|本郷通り]]が交わる飛鳥山交差点の地下はパイプルーフによる[[支保工]]を用いた非開削トンネルとして施工され、頂版部には高流動コンクリートが使用された<ref>{{Cite journal |和書|author=久保田強, 小森和男, 藤井泰一, 三浦律彦 |title=飛鳥山トンネルにおける高流動コンクリートの採用 : パイプルーフに近接したトンネル躯体工における頂版の施工とコンクリートの品質管理 |date=1995-5|publisher=[[日本コンクリート工学会]] |journal=コンクリート工学 |volume=33 |issue=5 |url=https://doi.org/10.3151/coj1975.33.5_52 |accessdate=2019-10-19|pages=52-60 |ref = }}</ref>。 |
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[[2002年]]12月25日、[[板橋ジャンクション|板橋JCT]] - [[江北ジャンクション|江北JCT]]開通とともに供用開始。 |
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* このトンネルの上には、[[王子駅]]や[[飛鳥山公園]]、[[東京都道455号本郷赤羽線]]がある。 |
* このトンネルの上には、[[王子駅]]や[[飛鳥山公園]]、[[東京都道455号本郷赤羽線]]がある。 |
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* このトンネルには、トンネル用[[信号機|信号]](写真参照)がある。 |
* このトンネルには、トンネル用[[信号機|信号]](写真参照)がある。 |
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*飛鳥山トンネルをNATM工法で建設する際に、中央環状新宿線を見据えて経験を積んだ。 |
* 飛鳥山トンネルをNATM工法で建設する際に、中央環状新宿線を見据えて経験を積んだ。 |
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== 脚注 == |
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2020年4月2日 (木) 04:42時点における版
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飛鳥山トンネル(あすかやまトンネル)は、東京都北区にある首都高速中央環状線のトンネル。
概要
- 全長(内回り) 480m
- 全長(外回り) 740m
- 片側2車線
歴史
1990年代までの首都高速は放射状路線が都心環状線を介して接続する路線網の構造から、渋滞が慢性化していた。飛鳥山トンネルは、渋滞の軽減を図る目的で計画された中央環状線のうち「中央環状王子線」の名称で建設された5号池袋線と川口線のほぼ中央部にあたる。飛鳥山公園の地下はNATM工法を採用。明治通りと本郷通りが交わる飛鳥山交差点の地下はパイプルーフによる支保工を用いた非開削トンネルとして施工され、頂版部には高流動コンクリートが使用された[1]。
2002年12月25日、板橋JCT - 江北JCT開通とともに供用開始。
隣
その他
- このトンネルの上には、王子駅や飛鳥山公園、東京都道455号本郷赤羽線がある。
- このトンネルには、トンネル用信号(写真参照)がある。
- 飛鳥山トンネルをNATM工法で建設する際に、中央環状新宿線を見据えて経験を積んだ。
脚注
- ^ 久保田強, 小森和男, 藤井泰一, 三浦律彦「飛鳥山トンネルにおける高流動コンクリートの採用 : パイプルーフに近接したトンネル躯体工における頂版の施工とコンクリートの品質管理」『コンクリート工学』第33巻第5号、日本コンクリート工学会、1995年5月、52-60頁、2019年10月19日閲覧。
座標: 北緯35度45分4.6秒 東経139度44分16.8秒 / 北緯35.751278度 東経139.738000度