出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
齋藤 隆男(さいとう たかお、1948年〈昭和23年〉5月31日[1] - 2002年〈平成14年〉6月2日[1])は、日本の政治家。栃木県日光市長(2期)。
栃木県出身[1]。日本大学法学部卒[1]。衆議院議員秘書を経て[1]、1997年(平成9年)の日光市長選挙に立候補し、現職を破って初当選する[1][2]。2001年(平成13年)に再選する[2]。在職中は1999年(平成11年)に日光の社寺がユネスコの世界遺産に登録され[3]、2000年(平成12年)に野生の猿へエサを与えることを禁止する「サル餌付け禁止条例」を全国で初めて制定した[1]。ほか、日光市民病院の開院などがあった[3]。
一方、健康面では1999年に舌の腫瘍を摘出[3]。2002年〈平成14年〉に「転移性肺がん」にかかっていたことが分かった[3]。その後、入退院を繰り返し、5月に容体が急変し、6月2日に原発不明頸部リンパ節がんのため死去した[3]。
- ^ a b c d e f g 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』230頁。
- ^ a b 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』88頁。
- ^ a b c d e 『下野新聞』2002年6月3日朝刊1面。
- 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
- 『地方選挙総覧 <知事・市長・特別区長> 平成篇 1989-2019』日外アソシエーツ、2019年。
|
---|
2006年3月20日合併 |
旧日光市長 |
- 佐々木耕郎1954.2.11-1969.8.27
- 星野仁十郎1969.8.28-1981.8.27
- 齋藤善蔵1981.8.28-1989.8.27
- 小平英哉1989.8.28-1997.8.27
- 齋藤隆男1997.8.28-2002.6.2
- 眞杉瑞夫2002.7.21-2006.3.19
|
---|
今市市長 |
- 青木源吉1954.3.31-1956.4.24
- 八木澤善吉1956.4.25-1964.4.24
- 猪瀬征次郎1964.4.25-1966.1.31
- 山口武信1966.2.20-1972.1.8
- 福田新作1972.2.14-1974.4.11
- 斎藤昭男1974.5.8-1986.5.7
- 福田儀1986.5.8-1987.3.27
- 猪瀬征次郎1987.4.26-1991.4.14
- 福田昭夫1991.4.21-2000.9.20
- 斎藤文夫2000.10.22-2006.3.19
|
---|
|
---|
合併後 |
- 斎藤文夫2006.4.23-2018.4.22
- 大嶋一生2018.4.23-2021.4.5
- 粉川昭一2021.5.23-
|
---|
カテゴリ |