高柳伊三郎
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高柳 伊三郎(たかやなぎ いさぶろう、1898年4月26日[1] - 1984年10月21日[2])は、日本の新約聖書学者。
略歴
[編集]静岡県生まれ。青山学院神学部卒。 1946年横浜上原教会牧師、日本聖書神学校教授、青山学院大学教授、1967年定年退任、名誉教授、日本女子神学院教授[3]。
著書
[編集]- 『新約書概論』(教界時報社) 1926
- 『ダンテ神曲序説』(新生堂) 1927
- 『新約聖書概論』(新生社) 1931
- 『現代に於けるイエス伝研究』(日独書院、基督教モノグラフ叢書) 1934
- 『福音書概論』(新生堂) 1935
- 『基督教思想史』(新生堂) 1937
- 『マルコ伝の研究 附・詩篇の研究』(日本メソヂスト教会日曜学校局) 1937
- 『聖書思想解説叢書 第1編 解説ヤコブ』(日独書院) 1936
- 『新約学の諸問題』(新生堂) 1939
- 『祖国の救ひ』(基督教出版) 1939
- 『良心と自由 学芸論集』(福音館) 1948
- 『イエス伝研究 その歴史と方法』(新教出版社) 1951
- 『基督教思想史概説』(新教出版社) 1953
- 『ルカ伝福音書 聖書新解』(教文館) 1955
- 『新約聖書要解 ヤコブ・ユダ書』(新教出版社) 1957
- 『ダンテ「神曲」入門』(日本基督教団出版部、グリーン・ブックス) 1964
- 『新約研究入門』(日本聖書神学校出版部、J.B.S.シリーズ) 1971
- 『イエス伝とその周辺 わたしの歩んだ道』(高柳伊三郎先生喜寿祝賀出版会編、新教出版社) 1975
共編
[編集]翻訳
[編集]- 『イエスの観たる家族・財産・国家』(シェイラ・マシユウス、基督教出版社) 1934
- 『新約聖書の文学』(ハアバアト・ピユリントン, カアル・エヴアレツト・ピユリントン、一粒社) 1934
- 『イエス その人と歴史』(E・シュタウファー、日本基督教団出版部) 1962
- 『イエスの譬・その解釈』(A・M・ハンター、川島貞雄共訳、日本基督教団出版部) 1962
記念論文集
[編集]- 『福音書研究 高柳伊三郎教授献呈論文集』(青山学院大学基督教学会編、創文社) 1967
- 『歴史のなかのイエス 高柳伊三郎先生85歳祝賀論集』(中村民男, 川島貞雄編、新教出版社) 1983
- 『この一筋につながる 高柳伊三郎先生記念文集』(高柳伊三郎先生記念文集刊行会) 1985