飯島紀
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飯島 紀(いいじま おさむ、1928年2月 - )は、日本の古代オリエント学者。
人物・来歴
[編集]東京市目黒村(現:目黒区)生まれ[1]。1945年芝中学校(旧制)卒業後[1]、1949年成城高等学校 (旧制) 卒業[1]。1953年京都大学理学部化学科卒業[1]。京都大学文学部にて聴講生としてセム語を履修[1]。松下電器産業に勤務、1988年退職[1]。日本オリエント学会会員。
著作物
[編集]単著
[編集]- 『楔形文字の初歩 歴史と文法 シュメール語・ハッチ語・アッカド語・新アッシリア語・ウガリト語・ペルシャ語』泰流社 1994年。ISBN 4812100968
- 『世界最古の文字シュメール語入門』泰流社 1995年。ISBN 4812102014
- 『シュメール人の言語・文化・生活』泰流社 1996年。ISBN 4812101581
- 『シュメールを求めて:最古の王朝』泰流社 1997。ISBN 4812102065
- 『シュメールを読む:最古の王朝』泰流社 1997年。ISBN 4812102014
- 『アラム語入門:ペルシア帝国の国際公用語キリストの日常語-そして現代も生きる』泰流社 1998年。ISBN 4812102421
- 『アッカド語:楔形文字と文法』<古代の歴史ロマン>、国際語学社、2000年。ISBN 4877311211
- 『アラム語:イエスの誕生、キリスト教の全貌』<古代の歴史ロマン>、国際語学社、2001年。ISBN 4877311343
- 『ハンムラビ法典:「目には目を歯には歯を」を含む282条の世界最古の法典』<古代の歴史ロマン>、国際語学社、2002年。ISBN 487731170X
- 『よくわかる!古代文字の世界:古代文字だけが知っている、オリエント国家興亡の真実』国際語学社 2008年。ISBN 978-4-87731-426-2
- 『はじめての古代エジプト語文法:ヒエログリフ入門』<オリエンス語シリーズ>、信山社、2010年。ISBN 9784797288117
- 『古代メソポタミア語文法:シュメール語読本』<オリエンス語シリーズ>、信山社、2011年。ISBN 9784797288124
- 『バビロニア語文法:バベルの塔を見上げて人々は何を語ったか』<オリエンス語シリーズ>、信山社、2012年。ISBN 9784797288131
共著
[編集]- 佐藤信夫(共著)『アッシリア語入門:現代アラム語』泰流社、1993年。ISBN 4812100356
- 佐藤信夫(共著)『グルジア語文法』泰流社、1994年。ISBN 4812100860
- (編著)『日本語-セム語族比較辞典:日本語・アッカド語・アラム語・ヘブライ語対照辞典、シュメール語付』<古代の歴史ロマン>、国際語学社、2003年。ISBN 4877311807
- (編著)『アラム語-日本語単語集』<単語で辿る古代の歴史ロマン>、国際語学社 2005年。ISBN 4877312560
- 佐藤信夫(共著)『ネオ・アッシリア語入門(ネオ・アラム語)』<古代の歴史ロマン>、国際語学社、2006年。ISBN 4877313354
翻訳
[編集]- 『ハンムラビ法典:世界最古の法典 原典直訳』泰流社 1997年。ISBN 4812102170
- 『対訳グルジア憲法:解釈と逐語訳』佐藤信夫共訳著 信山社出版 1998年。ISBN 4797221380
- 『エジプトアマルナ王朝手紙集:王への手紙王からの手紙』<古代の歴史ロマン>、国際語学社、2007年。ISBN 9784877313425
参考
[編集]- 『現代日本人名録』日外アソシエーツ、2002年