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露の入江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
露の入江
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ラテン名 Sinus Roris
英語名 Bay of Dew
直径 202 km
月面座標 北緯54度00分 西経56度36分 / 北緯54.0度 西経56.6度 / 54.0; -56.6座標: 北緯54度00分 西経56度36分 / 北緯54.0度 西経56.6度 / 54.0; -56.6
月面緯度 北緯54.0°
月面経度 西経56.6°
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露の入り江(Sinus Roris)は、嵐の大洋の北端に伸びる部分である。この湾の月面座標は、北緯54.0°、西経56.6°であり、直径は202㎞である。

境界はいくらか曖昧であり、西にはマルコスオエノピデス、北にはバベッジサウスがあり、東端は氷の海と繋がっている。

多くの月理学者が露の入り江の大きさを勝手に変更し、月面地図はしばしばこの湾を公式な定義よりも大きく描いている。西はジラルドレプソルト、東はハルパロス、南は南緯44°のリュムケル山まで達しているものもある。

この湾のアルベドは、恐らく月面への衝突の噴出物のため、南の海よりも高い。

アーサー・C・クラークの小説『渇きの海』は、露の入り江内の架空の"渇きの海"を舞台にしている。