銀河賞

銀河賞
開催国	日本
主催者	帯広市
競馬場	帯広競馬場
創設	1993年10月31日
2024年の情報
距離	ばんえい200m
格付け	BG2
賞金	1着賞金200万円;
出走条件	4歳
負担重量	別定2-b
出典
	テンプレートを表示

銀河賞（ぎんがしょう）は、帯広市が帯広競馬場で開催するばんえい競馬の重賞競走である。

概要

1973年に前身^{[注 1]}とされる「全国公営競馬主催者協議会会長賞（ぜんこくこうえいけいばしゅさいしゃきょうぎかいかいちょうしょう）^{[注 2]}^{[注 3]}」を創設（1992年を最後に廃止）。この当時の優勝馬にはアサギリ（第12回）、カゲイサム（第13回）、ダイヤテンリュウ（第14回）などがいる^[2]。

1993年より「全国公営競馬主催者協議会会長賞」の競走条件を継承し、「銀河賞」の名称で新設された。

当初は北見競馬場で施行していたが、1999年度より帯広競馬場で施行している。帯広競馬場に移った当初は12月 - 1月の施行であったものの、2007年度より9月に移行され、1月には新設の天馬賞が施行されるようになった。

2024年現在、ばんえい4歳重賞3冠の二冠目に位置づけられている。

重量・賞金（2024年）

重量: 別定2-b。オープン740kg、一重量格ごとに10kg加減、オープン馬は本年度収得賞金280kgごとに10kg増。
賞金: 1着200万円、2着76万円、3着44万円、4着24万円、5着16万円^[3]。

歴代優勝馬

馬齢表記は2000年までが旧表記、2001年以降は現表記。

回数	施行日	開催地	天候	馬場水分	優勝馬	性齢	ばんえい重量	タイム	優勝騎手	管理調教師
第1回	1993年10月31日	北見	曇	3.3%	フクイチ	牡5	750	2:10.2	坂本東一	梨本照夫
第2回	1994年11月13日	北見	晴	2.1%	ヨウテイクイン	牝5	760	2:22.7	千葉均	大友榮司
第3回	1995年11月12日	北見	晴	1.6%	エビスホウザン	牡5	760	2:58.5	坂本東一	梨本照夫
第4回	1996年11月10日	北見	曇	2.3%	ムサシヒメ	牝5	740	2:48.9	岩瀬和幸	古田覺造
第5回	1997年11月9日	北見	曇	3.2%	ホワイトキャップ	牡5	760	2:08.8	大河原和雄	福森浩
第6回	1998年11月8日	北見	曇	2.4%	サカノタイソン	牡5	750	2:02.5	藤本匠	西邑春夫
第7回	1999年12月12日	帯広	晴	1.4%	キタノキング	牡5	750	1:50.0	松田道明	前原和信
第8回	2000年12月17日	帯広	晴	2.3%	シンカイリュウ	牡5	770	1:53.6	鈴木勝提	久田守
第9回	2001年12月9日	帯広	晴	2.4%	ヒカルセンプー	牡4	780	1:51.4	山本正彦	梨本照夫
第10回	2002年12月8日	帯広	晴	3.3%	キタノコクホー	牝4	740	2:03.9	阿部武臣	木村卓司
第11回	2003年12月14日	帯広	晴	3.6%	アサヒセンショウ	牡4	760	2:05.7	坂本東一	小北栄一
第12回	2004年12月5日	帯広	雪	13.1%	サダエリコ	牝4	760	1:03.5	安部憲二	金山明彦
第13回	2006年1月3日	帯広	晴	7.2%	ホクトキング	牡5	740	1:47.9	鈴木勝提	岩瀬和幸
第14回	2007年1月3日	帯広	晴	2.8%	スーパークリントン	牡5	760	2:29.5	坂本東一	平田義弘
第15回	2007年9月2日	帯広	曇	0.6%	ツジノコウフク	牡4	690	1:58.8	尾ヶ瀬馨	岡田定一
第16回	2008年9月7日	帯広	小雨	5.8%	シベチャタイガー	牡4	720	1:46.1	鈴木勝提	三浦孝幸
第17回	2009年9月6日	帯広	曇	5.7%	アカダケキング	牡4	700	1:29.7	西謙一	大橋和則
第18回	2010年9月16日	帯広	曇	3.4%	キタノタイショウ	牡4	730	1:47.2	大河原和雄	服部義幸
第19回	2011年9月18日	帯広	小雨	5.2%	ホクショウバトル	牡4	710	1:54.7	藤野俊一	槻舘重人
第20回	2012年9月16日	帯広	曇	2.6%	ニュータカラコマ	牡4	720	2:11.0	藤野俊一	松井浩文
第21回	2013年9月15日	帯広	小雨	3.2%	ホクショウユウキ	牡4	730	1:45.7	松田道明	岡田定一
第22回	2014年9月14日	帯広	曇	2.8%	オレノココロ	牡4	740	1:56.9	鈴木恵介	槻舘重人
第23回	2015年9月20日	帯広	晴	2.4%	カイシンゲキ	牡4	720	1:50.7	浅田達矢	槻舘重人
第24回	2016年9月25日	帯広	曇	1.9%	センゴクエース	牡4	750	1:39.8	鈴木恵介	槻舘重人
第25回	2017年9月24日	帯広	晴	1.8%	マルミゴウカイ	牡4	750	1:50.4	藤本匠	槻舘重人
第26回	2018年9月23日	帯広	晴	1.8%	ミノルシャープ	牡4	730	1:48.3	阿部武臣	大友栄人
第27回	2019年9月29日	帯広	晴	1.0%	キタノユウジロウ	牡4	750	1:58.6	松田道明	村上慎一
第28回	2020年9月27日	帯広	曇	2.2%	メムロボブサップ	牡4	750	1:43.3	阿部武臣	坂本東一
第29回	2021年9月26日	帯広	晴	2.2%	ヤマトタイコー	セ4	720	1:53.5	渡来心路	久田守
第30回	2022年9月25日	帯広	晴	1.9%	ミソギホマレ	牝4	710	1:35.5	阿部武臣	坂本東一
第31回	2023年9月24日	帯広	晴	1.5%	キングフェスタ	牡4	750	2:04.6	鈴木恵介	小北栄一
第32回	2024年9月22日	帯広	小雨	1.0%	タカラキングダム	牡4	750	1:39.6	金田利貴	村上慎一

脚注

^ 旧北海道市営競馬組合の統計によると、名称変更前の「全国公営競馬主催者協議会会長賞」が「銀河賞」の前身として扱われ、4歳馬限定戦となった1988年以降の成績を同じレースとして扱っている。ただし、地方競馬全国協会では歴代優勝馬一覧も分離され、別のレースとして扱われている。
^ 長い名称のため、「全公営会長賞」と略されることもあった。
^ 1984年 - 1987年の4年間は休止された。

出典

^ “帯広市ばんえい競馬番組　2024年度第12回”. ばんえい十勝. 2024年9月20日閲覧。
^ 全公営会長賞歴代優勝馬（地方競馬全国協会）
^ “令和6年度　帯広市　第12回　ばんえい競馬　5日目　出走表” (PDF). ばんえい十勝. 2024年9月20日閲覧。

各回競走結果の出典

銀河賞歴代優勝馬（地方競馬全国協会）

表話編歴ばんえい競馬の重賞競走 - 2024年度
BG1競走	イレネー記念（2）ばんえいオークス（3牝）ばんえいダービー（3）天馬賞（4）帯広記念（4上）ヒロインズカップ（4上牝）ばんえい記念（4上）
BG2競走	ヤングチャンピオンシップ（2）翔雲賞（2牡）黒ユリ賞（2牝）ばんえい菊花賞（3）銀河賞（4）ばんえい十勝オッズパーク杯（4上）旭川記念（3上）ばんえいグランプリ（3上）岩見沢記念（3上）北見記念（3上）チャンピオンカップ（3上）
BG3競走	ナナカマド賞（2）ばんえい大賞典（3）柏林賞（4）クインカップ（4牝）はまなす賞（3・4）ポプラ賞（3・4）カーネーションカップ（3上牝）北斗賞（3上）ドリームエイジカップ（4上）
かっこ内は出走可能な馬の年度当初における馬齢を示す（年明けに施行される競走については、競走時の馬齢は記載の1歳上となる）。「牡」は牡馬限定戦、「牝」は牝馬限定戦。

概要

重量・賞金（2024年）

歴代優勝馬

脚注

出典

各回競走結果の出典

関連項目