野村幸一郎
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野村 幸一郎(のむら こういちろう、1964年 - )は、日本の日本近代文学研究者。京都橘大学教授。
略歴
[編集]三重県伊勢市生まれ。1989年、立命館大学文学部日本文学科卒。1995年、同大学院文学研究科博士課程修了。 「森鷗外論 - 明治四十年代を中心に」で博士(文学)[1]。1998年、京都橘大学文学部助教授、のち教授。
著書
[編集]- 『森鴎外の日本近代』(白地社) 1995
- 『森鴎外の歴史意識とその問題圏 近代的主体の構造』(晃洋書房) 2002
- 『小林秀雄 美的モデルネの行方』(和泉書院、和泉選書) 2006
- 『宮崎駿の地平 広場の孤独・照葉樹林・アニミズム』(白地社、叢書 l’esprit nouveau) 2010
- 『白洲正子 日本文化と身体』(新典社選書) 2014
- 『日本近代文学はアジアをどう描いたか』(新典社選書) 2015
共編著
[編集]- 『〈悪女〉の文化誌』(鈴木紀子, 林久美子共編、晃洋書房、京都橘大学女性歴史文化研究所叢書) 2005
- 『女の怪異学』(鈴木紀子, 林久美子共編、晃洋書房、京都橘大学女性歴史文化研究所叢書) 2007
- 『昭和残詠 歌集』(野村九二彦、編、白地社) 2007
- 『母と娘の歴史文化学 再生産される〈性〉』(田端泰子, 河原和枝共編、白地社、京都橘大学女性歴史文化研究所叢書) 2009
- 『表象のトランス・ジェンダー 越境する性』(安達太郎, 林久美子共編、新典社、京都橘大学女性歴史文化研究所叢書) 2013
出典・脚注
[編集]- ^ “森鴎外論 -明治四十年代を中心に 野村幸一郎”. 国立国会図書館. 2013年12月12日閲覧。