酒呑童子山
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酒呑童子山 | |
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標高 | 1,180.5 m |
所在地 |
日本 大分県日田市 |
位置 | 北緯33度05分49.2秒 東経130度54分30.2秒 / 北緯33.097000度 東経130.908389度座標: 北緯33度05分49.2秒 東経130度54分30.2秒 / 北緯33.097000度 東経130.908389度 |
酒呑童子山の位置 | |
プロジェクト 山 |
酒呑童子山(しゅてんどうじさん)は、大分県日田市にある山である。標高は1,180.5m。
概要
[編集]大分県日田市の中津江村と上津江町(旧上津江村)の境界にあり、春にはドウダンツツジやシャクナゲの花の名所、秋にはドウダンツツジやモミジの紅葉の名所として知られる。
津江山系県立自然公園に指定されている。
山名の由来
[編集]酒呑童子としてよく知られるのは、大江山に棲んだ鬼の伝説であるが、この山の名前の由来については、逆に、酒を飲む童子が鬼を退治したという伝承が伝わっている[1]。それによると、昔、日田で生まれたある子供が乳の代わりに酒を呑むため、酒呑童子と名付けられた。童子が小便をした田畑は作物がよく実ると評判であった。近くの山に鬼が出ると聞いた童子が退治に出かけたところ、鬼と酒の飲み比べになったが、ともに50升を飲み干し、51升目にかかったところでついに鬼がたおれてしまった。童子がたまった小便をするとその流れは川となり、鬼は流されていった。その川が今の津江川で、山は酒呑童子山と呼ばれるようになったという。
脚注
[編集]- ^ 昔話~酒呑童子山(しゅてんどうじ) なかつえ森川緑ニュース、2003年4月15日