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逢来橋 (富士川)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
逢来橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 静岡県富士市 - 富士宮市
交差物件 富士川
用途 道路橋
路線名 静岡県道76号富士富士宮由比線
管理者 静岡県
施工者 日本鋼管高田機工JV
開通 1999年平成11年)11月
座標 北緯35度11分37.9秒 東経138度35分24.1秒 / 北緯35.193861度 東経138.590028度 / 35.193861; 138.590028 (逢来橋)
構造諸元
形式 ニールセンローゼ橋
材料
全長 185.400 m
10.750 m
高さ 30.000 m
最大支間長 183.600 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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逢来橋(ほうらいばし)は、静岡県富士市富士宮市間の富士川に架かる橋である。

概要

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静岡県道76号富士富士宮由比線にあるアーチ形式ニールセンローゼ橋[1])の橋で富士川に架かる。また、富士市と富士宮市の市境に位置する。富士川橋と同様、庵原地域と岳南地域を結ぶ橋としての役割をもつ。

諸元

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歴史

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初代の橋

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架橋以前は対岸を結ぶのは渡船にのみで不便を蒙っていたため、1951年昭和26年)にこの場所に初めての橋として橋長130 m、幅員2.3 mの木製の吊橋が架けられた。しかしながら、この橋は1953年(昭和28年)9月の台風による増水および1954年(昭和29年)に流出し、2代目の橋梁の架橋まで一時的に復活した渡船での行き来を余儀なくされた[3][4]

2代目の橋

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1951年(昭和31年)に橋梁整備事業と災害復旧事業の合併施工により永久橋架設に着手され[4]1959年(昭和34年)6月に2代目の橋となるコンクリート橋が架けられた[3][1]PC単純桁とRC単純桁を組み合わせた橋長192.6 m、幅員5.5 mの桁橋であった[1]。上部工は高水敷部分はRCT桁にした。また、当初は中央径間を50 mのPC桁2連とする予定だったが、検討の結果35 mのPC桁3連に変更になった。下部工は基礎を中央の2脚を大豊式ケーソンとしたほかは半重力式を採用した[4]

2代目橋梁の諸元

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[4]

3代目の橋

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2代目の橋の幅員の狭さや老朽化に伴い、1989年平成元年)から新橋の建設事業が進められ、1999年(平成11年)11月にニールセンローゼ橋の3代目の橋が完成した[3][1]

周辺

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  • 沼久保地区水辺環境整備
逢来橋直下の富士宮市沼久保地区の富士川下流部を整備し「水辺の楽校」として活用する事業が行われている。2010年(平成22年)8月に完成した[5]。グラウンドや展望広場などが設けられており、スポーツバーベキュー散策ラフティング等に利用されている[5]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d 蓬莱橋1959-6”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年9月4日閲覧。
  2. ^ 橋梁年鑑 平成13年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. p. 8, 9, 212, 213. 2020年10月29日閲覧。
  3. ^ a b c 「写真で見る60年前の富士宮」展 No.11 沼久保逢来橋付近”. 富士宮市. 2020年9月23日閲覧。
  4. ^ a b c d 高岩虎雄 編『道路橋大鑑』土木界通信社、1961年、346–347頁https://www.jasbc.or.jp/nenkanpdf/files/01_nenkan_S36(1961).pdf2020年10月29日閲覧 
  5. ^ a b 富士川下流出張所だより 第5号 ~ 富士宮市沼久保地区水辺の楽校を紹介します。~”. 国土交通省 甲府河川国道事務所 富士川下流出張所. 2020年9月23日閲覧。

関連項目

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