通用亭徳成

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通用亭 徳成(つうようてい とくなり、明和6年(1769年)- 没年不明)とは江戸時代豪商狂歌師戯作者。善野喜右衛門[1]、4代目善野喜兵衛を称す。

来歴[編集]

下野国栃木町で釜屋(釜喜)という小間物屋をしていた。唐衣橘洲の門で狂歌を学ぶ[1]

天保8年(1837年)に合巻『敵鰹差身之業物』(歌川芳虎歌川芳升歌川芳宗画)を著したほか、安政3年(1856年)に狂歌本『都賀のやままつ』(山形素真画)を編著している。

脚注[編集]

  1. ^ a b 栃木市史編さん委員会、p.286

参考文献[編集]

  • 市古貞次編 『国書人名辞典』第3巻 岩波書店、1996年
  • 栃木市史編さん委員会編『目で見る栃木市史』栃木市、1978年3月31日