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赤坂見附

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

赤坂見附(あかさかみつけ)とは、いまの東京都千代田区紀尾井町平河町にあたる地に存在した江戸城の城門。「江戸城三十六見附」のひとつ。現在では東京メトロ赤坂見附駅付近一帯を指す地名である。

赤坂見附址(石垣)
赤坂見附
赤坂見附 内側

解説

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見附とは主に城の外郭に位置し、外敵の侵攻、侵入を発見するために設けられた見張り付きの城門のことで、江戸城には外濠および内濠に沿って36の見附があったとされている。赤坂見附はそのうちのひとつで、他に現在に名を残すものとしては四谷見附(四谷)、市谷見附(市谷)などがある。

赤坂見附は枡形門の形式で、これは田安門、清水門などと同じである。明治時代の道路拡幅工事に伴い解体されたが、一部石垣が残っている(写真参照)。

赤坂見附は外堀に設置された城門で門の北西に弁慶堀、南東に溜池(埋め立てにより消滅)が水を湛えていた。赤坂見附交差点は国道246号(大山道)と外堀通りの交点となっている。

近隣の施設

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関連項目

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  • 惑星ソラリス - 1972年に旧ソ連で製作されたSF映画で、未来世界として赤坂見附交差点が作品中に出てくる。