菅原信海
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菅原 信海(すがわら しんかい、1925年10月10日[1] - 2018年2月11日)は、日本の仏教学者、早稲田大学名誉教授、天台宗僧侶(勧学・大僧正・日光山輪王寺執綱・妙法院門跡門主)。栃木県日光市生まれ。
略歴
[編集]天台宗庶務部長・教学部長菅原英信の子に生まれる。昭和26年(1951年)、早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。同大講師・助教授を経て、昭和47年(1972年)教授。1991年「山王神道の基礎的研究」で大正大学文学博士。早稲田大学仏教青年会第7代会長も務める。
2000年に妙法院門跡に就任し、2001年には坂本・東南寺で戸津説法を務める。
2018年2月11日午前9時25分、転移性肝癌のため栃木県日光市の病院で死去した。92歳没。
受賞歴・栄典
[編集]著書
[編集]- 『日本思想と神仏習合』(春秋社、1996年)
- 『日本人の神と仏 - 日光山の信仰と歴史』(法藏館、2001年)
- 『法華経への道 - 戸津説法』(春秋社、2002年)
- 『日本人と神たち仏たち』(春秋社、2003年→新装版2008年)
- 『神仏習合思想の研究』(春秋社、2005年)
- 『日本仏教と神祇信仰』(春秋社、2007年)
- 『日本人のこころ - 神と仏』(春秋社、2010年)
- 『神と仏のはざま 家康と天海』春秋社 2013
編書
[編集]- 『神仏習合思想の展開』(汲古書院、1996年)
共著
[編集]共編
[編集]- 『日光その歴史と宗教』(田邉三郎助との共編、春秋社、2011年)
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.322
- ^ “秋の叙勲・褒章 私学関係者が多数受章”. 全私学新聞 (2003年11月3日). 2023年4月26日閲覧。