第3航空軍 (日本軍)
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第3航空軍 | |
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創設 | 1942年(昭和17年)6月27日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 航空軍 |
兵科 | 航空兵科 |
所在地 | シンガポール |
通称号/略称 | 司(つかさ) |
最終上級単位 | 南方軍 |
最終位置 | シンガポール |
戦歴 | 第二次世界大戦 |
第3航空軍(だいさんこうくうぐん、第三航空軍)は、大日本帝国陸軍の航空軍の一つ。通称号は司、軍隊符号は3FA。
沿革
[編集]1942年(昭和17年)6月27日に編成が発令され、同年7月10日に戦闘序列下令、7月23日に編成が完了した。編成の理由は南方方面の航空作戦準備を促進することであり、蘭印作戦で確保したパレンバンに代表されるスマトラ島の油田・製油所地帯、ビルマ南部、タイ、仏印方面の防空を担い、南方軍隷下で終戦を迎えた。
概要
[編集]- 橋本秀信 少将:1942年7月9日 -
- 寺田済一 少将:1943年5月19日 -
- 塚田理喜智 少将:1944年2月14日 -
- 隈部正美 少将:1944年8月8日 -
- 川上清志 少将:1944年11月27日 - 1944年12月8日戦死
- 欠:1944年12月8日 -
- 森本軍蔵 少将:1945年3月9日 - 9月22日
最終司令部構成
[編集]最終所属部隊
[編集]- 第5飛行師団:服部武士 中将
- 第4飛行団
- 飛行第64戦隊
- 飛行第81戦隊
- 第1航空地区司令部
- 第7航空地区司令部
- 第2航空情報連隊
- 第4飛行団
- 第9飛行師団:白銀重二 中将
- 飛行第87戦隊
- 第8航空地区司令部
- 第22航空地区司令部
- 第7航空情報連隊
- 第14航空情報連隊
- 第55航空師団:北川潔水 少将
- 独立第106教育飛行団
- 独立第107教育飛行団
- 独立第109教育飛行団
- 独立第10飛行団:安在秋男 大佐
- 第37航空地区司令部
- 第3航空通信司令部:真崎久満雄 中将
- 第1航空通信連隊
- 第3航空通信連隊
- 第11航空通信連隊
- 南方軍第1航空教育隊
- 第4航空地区司令部
- 第9航空地区司令部
- 第15航空地区司令部
- 第23航空地区司令部
- 第24航空地区司令部
- 第25航空地区司令部
- 第29航空地区司令部
- 第32航空地区司令部
- 第37航空地区司令部
- 第59航空地区司令部
- 第9航空通信連隊
- 第3気象連隊
- 第16野戦航空修理廠
- 第19野戦航空修理廠
- 第20野戦航空修理廠
- 第21野戦航空修理廠
- 第22野戦航空修理廠
- 第25野戦航空修理廠
- 第13野戦航空補給廠
- 第20野戦航空補給廠
- 第21野戦航空補給廠
参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年
- 木俣滋郎『陸軍航空隊全史』航空戦史シリーズ90、朝日ソノラマ、1987年
- 防衛研修所戦史室『陸軍航空の軍備と運用(3)大東亜戦争終戦まで』 朝雲新聞社〈戦史叢書〉、1976年