第33回国民体育大会バレーボール競技

第33回国民体育大会バレーボール競技
開始年	1946
主催	日本体育協会
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第33回国民体育大会バレーボール競技（だい33かいこくみんたいいくたいかいバレーボールきょうぎ）は、1978年10月に長野県で開催された第33回国民体育大会（やまびこ国体）のバレーボール競技大会である。今大会から成年女子区分でも6人制及び9人制種目が実施された。

概要[編集]

No.	実施種目	参加チーム数	メイン会場	日程
1	成年男子（6人制）	10	下諏訪体育館	1978年10月16日 - 10月19日
2	成年男子（9人制）	10	下諏訪体育館
3	成年女子（6人制）	10	岡谷市民総合体育館・天竜工業体育館
4	成年女子（9人制）	10	岡谷市民総合体育館・岡谷東高校体育館
5	少年男子	47	岡谷市民総合体育館・辰野町民体育館
6	少年女子	10	下諏訪体育館

成年男子（6人制）[編集]

出場チーム[編集]

No.	ブロック	チーム名
1	北海道	新日鐵室蘭
2	東北	電電東北
3	関東	富士フイルム
4	北信越	金沢教員
5	東海	東レ九鱗会
6	近畿	神戸製鋼
7	中国	帝人三原
8	四国	松球会
9	九州	住友金属
10	開催地	長野クラブ

1回戦[編集]

#101
	神戸製鋼	2 - 0 (15-3) (15-10)	電電東北	下諏訪体育館

#102
	帝人三原	2 - 0 (15-7) (15-3)	松球会	下諏訪体育館

準々決勝[編集]

#103
	富士フイルム	2 - 1 (15-12) (13-15) (15-5)	神戸製鋼	下諏訪体育館

#104
	住友金属	2 - 1 (11-15) (15-9) (15-8)	新日鐵室蘭	下諏訪体育館

#105
	長野クラブ	2 - 1 (15-10) (7-15) (15-2)	金沢教員	下諏訪体育館

#106
	東レ九鱗会	2 - 1 (15-8) (7-15) (15-11)	帝人三原	下諏訪体育館

準決勝[編集]

#107
	富士フイルム	2 - 1 (10-15) (15-8) (15-9)	住友金属	下諏訪体育館

#108
	東レ九鱗会	2 - 0 (15-12) (15-6)	長野クラブ	下諏訪体育館

決勝[編集]

#109	1978年10月19日
		富士フイルム	2 - 1 (9-15) (15-4) (15-2)	東レ九鱗会	下諏訪体育館主審: 石川徹男

最終結果[編集]

順位.	チーム名	ブロック
優勝	富士フイルム	関東
準優勝	東レ九鱗会	東海
3	長野クラブ	開催地
3	住友金属	九州

富士フイルムは1974年以来の二度目の優勝。

成年男子（9人制）[編集]

出場チーム[編集]

No.	ブロック	チーム名
1	北海道	釧路鉄道管理局
2	東北	山形クラブ
3	関東	茨城教員
4	北信越	金沢市役所
5	東海	岐阜教員
6	近畿	三菱電機紅菱会
7	中国	電電岡山
8	四国	小松島クラブ
9	九州	専売九州
10	開催地	長野りんどう会

1回戦[編集]

#201
	岐阜教員	2 - 0 (21-12) (21-15)	小松島クラブ	下諏訪体育館

#202
	釧路鉄道管理局	2 - 0 (21-19) (21-17)	金沢市役所	下諏訪体育館

準々決勝[編集]

#203
	岐阜教員	2 - 0 (21-19) (21-17)	茨城教員	下諏訪体育館

#204
	専売九州	2 - 0 (21-13) (21-8)	山形クラブ	下諏訪体育館

#205
	電電岡山	2 - 0 (21-15) (21-15)	三菱電機紅菱会	下諏訪体育館

#206
	長野りんどう会	2 - 0 (21-11) (21-11)	釧路鉄道管理局	下諏訪体育館

準決勝[編集]

#207
	岐阜教員	2 - 1 (21-18) (16-21) (21-15)	専売九州	下諏訪体育館

#208
	長野りんどう会	2 - 1 (21-18) (18-21) (21-13)	電電岡山	下諏訪体育館

決勝[編集]

#209	1978年10月19日
		岐阜教員	2 - 1 (15-21) (21-19) (21-18)	長野りんどう会	下諏訪体育館主審: 朝比奈整

最終結果[編集]

順位.	チーム名	ブロック
優勝	岐阜教員	東海
準優勝	長野りんどう会	開催地
3	電電岡山	中国
3	専売九州	九州

岐阜教員は9人制種目で初優勝。教員6人制種目を含めると、第25回大会（1970年）以来8年ぶりの優勝。

成年女子（6人制）[編集]

出場チーム[編集]

No.	ブロック	チーム名
1	北海道	オール旭川大学
2	東北	日東紡富久山
3	関東	三洋電機
4	北信越	石川繊維
5	東海	カネボウ
6	近畿	東洋紡守口
7	中国	倉紡倉敷
8	四国	済美クラブ
9	九州	久光製薬
10	開催地	富士通須坂

1回戦[編集]

#301
	倉紡倉敷	2 - 0 (15-5) (15-4)	日東紡富久山

#302
	石川繊維	2 - 0 (15-3) (15-3)	オール旭川大学

準々決勝[編集]

#303
	カネボウ	2 - 0 (15-5) (15-3)	倉紡倉敷

#304
	富士通須坂	2 - 0 (15-2) (15-0)	済美クラブ

#305
	三洋電機	2 - 0 (15-12) (15-4)	久光製薬

#306
	東洋紡守口	2 - 0 (15-6) (15-5)	石川繊維

準決勝[編集]

#307
	カネボウ	2 - 0 (15-1) (15-6)	富士通須坂

#308
	東洋紡守口	2 - 0 (15-7) (15-11)	三洋電機

決勝[編集]

#309
	カネボウ	2 - 0 (15-10) (15-13)	東洋紡守口	主審: 小池嘉紀

最終結果[編集]

順位.	チーム名	ブロック
優勝	カネボウ	東海
準優勝	東洋紡守口	近畿
3	三洋電機	関東
3	富士通須坂	開催地

カネボウは奥嶋桂子、清水睦子らの活躍で二年連続優勝を果たした。

成年女子（9人制）[編集]

出場チーム[編集]

No.	ブロック	チーム名
1	北海道	旭川クラブ
2	東北	日東紡福島
3	関東	石川島播磨重工業東京
4	北信越	北国銀行
5	東海	中勢総合病院
6	近畿	日新電機京都
7	中国	電電岡山
8	四国	百十四銀行
9	九州	宮崎マツダ
10	開催地	チノン

1回戦[編集]

#401
	宮崎マツダ	2 - 0 (21-12) (21-5)	北国銀行

#402
	中勢総合病院	2 - 1 (16-21) (21-15) (21-11)	電電岡山

準々決勝[編集]

#403
	宮崎マツダ	2 - 0 (21-18) (21-19)	石川島播磨重工業東京

#404
	百十四銀行	2 - 0 (21-17) (21-18)	日東紡福島

#405
	チノン	2 - 0 (21-9) (21-6)	旭川クラブ

#406
	中勢総合病院	2 - 1 (21-17) (12-21) (21-17)	日新電機京都

準決勝[編集]

#407
	宮崎マツダ	2 - 0 (21-14) (21-15)	百十四銀行

#408
	チノン	2 - 0 (21-10) (21-10)	中勢総合病院

決勝[編集]

#409
	宮崎マツダ	2 - 0 (21-16) (22-20)	チノン	主審: 荒木修身

最終結果[編集]

順位.	チーム名	ブロック
優勝	宮崎マツダ	九州
準優勝	チノン	開催地
3	中勢総合病院	東海
3	百十四銀行	四国

少年男子[編集]

出場チーム[編集]

No.	ブロック	チーム名	都道府県名
1	北海道	東海大四高	北海道
2	東北	弘前工業高校	青森県
3		盛岡北高校	岩手県
4		東北高校	宮城県
5		大館工業高校	秋田県
6		羽黒工業高校	山形県
7		保原高校	福島県
8	関東	東洋大牛久高校	茨城県
9		足利工大附属高校	栃木県
10		桐生市立商業高校	群馬県
11		深谷高校	埼玉県
12		習志野高校	千葉県
13		東洋高校	東京都
14		藤沢商業高校	神奈川県
15		谷村工業高校	山梨県
16	北信越	高田工業高校	新潟県
17		氷見高校	富山県
18		金沢松陵工業高校	石川県
19		福井高校	福井県
20	東海	岐南工業高校	岐阜県
21		掛川工業高校	静岡県
22		大同高校	愛知県
23		松阪工業高校	三重県
24	近畿	長浜商工高校	滋賀県
25		綾部高校	京都府
26		藤井寺工業高校	大阪府
27		赤塚山高校	兵庫県
28		添上高校	奈良県
29		耐久高校	和歌山県
30	中国	鳥取工業高校	鳥取県
31		松江西高校	島根県
32		津山工業高校	岡山県
33		崇徳高校	広島県
34		宇部商業高校	山口県
35	四国	徳島商業高校	徳島県
36		坂出工業高校	香川県
37		新田高校	愛媛県
38		高知商業高校	高知県
39	九州	博多高校	福岡県
40		佐賀商業高校	佐賀県
41		長崎日大高校	長崎県
42		鎮西高校	熊本県
43		中津北高校	大分県
44		みやざき	宮崎県
45		鹿児島高校	鹿児島県
46		中央高校	沖縄県
47	開催地	長野選抜	長野県

1回戦[編集]

#501
	東北	2 - 1 (15-11) (9-15) (15-4)	新田

#502
	東洋大牛久	2 - 0 (15-12) (15-13)	赤塚山

#503
	崇徳	2 - 0 (15-13) (15-11)	博多

#504
	羽黒工	2 - 0 (15-1) (15-2)	氷見

#505
	鹿児島	2 - 0 (15-13) (15-6)	金沢松陵工

#506
	足利工大附	2 - 0 (15-5) (15-12)	大同

#507
	松阪工	2 - 0 (15-9) (15-9)	松江西

#508
	綾部	2 - 1 (15-4) (2-15) (15-11)	津山工

#509
	宇部商	2 - 0 (15-8) (15-8)	高田工

#510
	長野選抜	2 - 0 (15-4) (15-2)	谷村工

#511
	鳥取工	2 - 0 (15-9) (15-6)	添上

#512
	保原	2 - 0 (15-8) (15-7)	長崎日大

#513
	習志野	2 - 0 (15-13) (15-6)	みやざき

#514
	東海大四	2 - 1 (15-8) (14-16) (15-5)	弘前工

#515
	岐南工	2 - 0 (15-9) (15-4)	桐生市商

2回戦[編集]

#516
	藤沢商	2 - 0 (15-3) (15-3)	東北

#517
	福井	2 - 0 (15-10) (15-12)	中央

#518
	東洋大牛久	2 - 0 (15-13) (15-13)	佐賀商

#519
	崇徳	2 - 0 (15-4) (15-13)	耐久

#520
	羽黒工	2 - 0 (15-9) (18-16)	高知商

#521
	鹿児島	2 - 1 (15-11) (9-15) (15-13)	深谷

#522
	掛川工	2 - 0 (15-13) (15-13)	足利工大附

#523
	東洋	2 - 0 (15-7) (15-9)	松阪工

#524
	藤井寺工	2 - 0 (15-2) (15-10)	綾部

#525
	宇部商	2 - 0 (15-5) (15-10)	鎮西

#526
	長野選抜	2 - 0 (15-2) (15-7)	盛岡北

#527
	徳島商	2 - 1 (15-17) (15-2) (15-3)	鳥取工

#528
	坂出工	2 - 0 (15-8) (15-12)	保原

#529
	習志野	2 - 0 (15-5) (15-9)	中津北

#530
	東海大四	2 - 0 (15-12) (15-7)	大館工

#531
	岐南工	2 - 0 (16-14) (15-11)	長浜商工

3回戦[編集]

#532
	藤沢商	2 - 0 (15-3) (15-0)	福井

#533
	崇徳	2 - 0 (15-7) (15-13)	東洋大牛久

#534
	羽黒工	2 - 1 (9-15) (15-7) (15-5)	鹿児島

#535
	東洋	2 - 0 (15-12) (15-8)	掛川工

#536
	宇部商	2 - 0 (15-9) (15-9)	藤井寺工

#537
	長野選抜	2 - 0 (15-4) (15-11)	徳島商

#538
	坂出工	2 - 0 (15-6) (15-9)	習志野

#539
	東海大四	2 - 0 (15-3) (15-11)	岐南工

準々決勝[編集]

#540
	崇徳	2 - 0 (15-12) (15-8)	藤沢商

#541
	東洋	2 - 1 (13-15) (15-5) (15-12)	羽黒工

#542
	宇部商	2 - 0 (15-7) (15-2)	長野選抜

#543
	東海大四	2 - 1 (15-9) (13-15) (15-11)	坂出工

準決勝[編集]

#544
	崇徳	2 - 0 (15-8) (15-11)	東洋

#545
	宇部商	2 - 0 (15-6) (15-7)	東海大四

決勝[編集]

#546	1978年10月19日
		宇部商	2 - 1 (10-15) (15-10) (15-10)	崇徳	主審: 斎藤治

最終結果[編集]

順位.	チーム名	都道府県名
優勝	宇部商業高校	山口県
準優勝	崇徳高校	広島県
3	東海大四高	北海道
3	東洋高校	東京都

宇部商業が2時間に及ぶ熱戦を制して初優勝を遂げた。

少年女子[編集]

出場チーム[編集]

No.	ブロック	チーム名
1	北海道	妹背牛商業高校
2	東北	古川商業高校
3	関東	宇都宮女子商業高校
4	北信越	金沢商業高校
5	東海	本巣高校
6	近畿	成安女子高校
7	中国	就実高校
8	四国	徳島商業高校
9	九州	柳川商業高校
10	開催地	長野選抜

1回戦[編集]

#601
	就実	2 - 1 (15-7) (12-15) (15-13)	柳川商	下諏訪体育館

#602
	金沢商	2 - 0 (15-11) (15-8)	本巣	下諏訪体育館

準々決勝[編集]

#603
	宇都宮女商	2 - 0 (15-8) (15-10)	就実	下諏訪体育館

#604
	徳島商	2 - 0 (15-8) (15-5)	長野選抜	下諏訪体育館

#605
	古川商	2 - 0 (15-13) (15-7)	成安女子	下諏訪体育館

#606
	妹背牛商	2 - 0 (15-11) (15-10)	金沢商	下諏訪体育館

準決勝[編集]

#607
	宇都宮女商	2 - 0 (15-7) (15-6)	徳島商	下諏訪体育館

#608
	妹背牛商	2 - 0 (15-7) (15-8)	古川商	下諏訪体育館

決勝[編集]

#609
	宇都宮女商	2 - 0 (15-10) (15-12)	妹背牛商	下諏訪体育館主審: 藤村輝美

最終結果[編集]

順位.	チーム名	ブロック
優勝	宇都宮女子商業高校	関東
準優勝	妹背牛商業高校	北海道
3	古川商業高校	東北
3	徳島商業高校	四国

宇都宮女子商業高校は初優勝。

脚注[編集]

本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。

参考文献[編集]

月刊バレーボール 1978年12月号 140-141ページ日本文化出版刊
『国民体育大会五十年のあゆみ』競技記録編212ページ　1998年3月20日編集・発行:日本体育協会

外部リンク[編集]

日本体育協会 - 国民体育大会

概要[編集]

成年男子（6人制）[編集]

出場チーム[編集]

1回戦[編集]

準々決勝[編集]

準決勝[編集]

決勝[編集]

最終結果[編集]

成年男子（9人制）[編集]

出場チーム[編集]

1回戦[編集]

準々決勝[編集]

準決勝[編集]

決勝[編集]

最終結果[編集]

成年女子（6人制）[編集]

出場チーム[編集]

1回戦[編集]

準々決勝[編集]

準決勝[編集]

決勝[編集]

最終結果[編集]

成年女子（9人制）[編集]

出場チーム[編集]

1回戦[編集]

準々決勝[編集]

準決勝[編集]

決勝[編集]

最終結果[編集]

少年男子[編集]

出場チーム[編集]

1回戦[編集]

2回戦[編集]

3回戦[編集]

準々決勝[編集]

準決勝[編集]

決勝[編集]

最終結果[編集]

少年女子[編集]

出場チーム[編集]

1回戦[編集]

準々決勝[編集]

準決勝[編集]

決勝[編集]

最終結果[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]