田中義広
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田中 義廣 (たなか よしひろ、1950年 - 2012年)は、日本のフランス文学者、翻訳家。
人物・来歴
[編集]兵庫県生まれ。京都大学文学部卒、同大学院博士課程中退。久留米大学文学部教授。 専門はフランス幻想文学・エゾテリスム思想。
妻は、出版・編集企画制作集団「エディシオン・アルシーヴ」でともに活動した、生田智恵子(生田耕作の姪)。
翻訳
[編集]- 『蟻の生活』(モーリス・メーテルリンク、工作舎) 1981、のち新版 2000
- 『ニキーナ:ヴェネチアの娼婦の物語』(ユーグ・ルベル、国書刊行会、フランス世紀末文学叢書) 1985
- 『世界の終末 現代世界の危機』(ルネ・ゲノン、平河出版社、Mind books) 1986
- 『世界の王』(ルネ・ゲノン、平河出版社) 1987
- 『水蜘蛛』(マルセル・ベアリュ、白水社、白水Uブックス) 1989
- 『薔薇十字団』(ロラン・エディゴフェル、白水社、文庫クセジュ) 1991
- 『エジプトの神秘 甦る古代の叡智』(リュシ・ラミ、平凡社、イメージの博物誌22) 1992
- 『心霊主義 霊界のメカニズム』(イヴォンヌ・カステラン、白水社、文庫クセジュ) 1993
- 『薔薇の葬儀』(ピエール・マンディアルグ、白水社) 1994、のち白水Uブックス 2001
- 『エゾテリスム思想 西洋隠秘学の系譜』(アントワーヌ・フェーヴル、白水社、文庫クセジュ) 1995
- 『超心理学』(イヴォンヌ・カステラン、白水社、文庫クセジュ) 1996
- 『ジファンティー』(ティフェーニュ・ド・ラ・ロシュ、岩波書店、ユートピア旅行記叢書13) 1997
- 『カバラ』(ロラン・ゲッチェル、白水社、文庫クセジュ) 1999