「火山砕屑物」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
天野・秋山(2004)に記載のある内容について、{{Sfn}}で脚注付与。およびWP:WAVEDASH修正 |
+画像2 |
||
1行目: | 1行目: | ||
[[File:Santorini 94.jpg|thumb|200px|[[サントリーニ島]]の海岸の露頭で見られる[[サントリーニ・カルデラ]]の火砕物。豆粒状の火山礫の中にパン皮状火山弾(火山岩塊)がある。]] |
|||
[[File:By jeep to Mt Pinatubo - panoramio (40).jpg|thumb|200px|川岸の急崖に露出した[[ピナトゥボ山]]由来の火砕流堆積物]] |
|||
'''火山砕屑物'''(かざんさいせつぶつ、{{Lang-en-short|pyroclastic material}})とは、[[火山]]から噴出された固形物のうち、[[溶岩]]以外のものの総称。'''火砕物'''(かさいぶつ)<ref>{{Cite book|和書 |
'''火山砕屑物'''(かざんさいせつぶつ、{{Lang-en-short|pyroclastic material}})とは、[[火山]]から噴出された固形物のうち、[[溶岩]]以外のものの総称。'''火砕物'''(かさいぶつ)<ref>{{Cite book|和書 |
||
|author = [[文部省]]編 |
|author = [[文部省]]編 |
2020年11月30日 (月) 07:38時点における版
火山砕屑物(かざんさいせつぶつ、英: pyroclastic material)とは、火山から噴出された固形物のうち、溶岩以外のものの総称。火砕物(かさいぶつ)[1]、テフラ(英: tephra)ともいう。溶岩を含めないという点で、火山噴出物(かざんふんしゅつぶつ)とは異なる。
分類
大別して2種類の分類方法がある。
- サイズによる分類。
- 色、成分、成因等による分類。
脚注
参考文献
- 天野一男、秋山雅彦 著「D-1-3 岩石の分類」、日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編 編『フィールドジオロジー入門』共立出版〈フィールドジオロジー〉、2004年、131-132頁。ISBN 4-320-04681-1。
- 加藤祐三『軽石 海底火山からのメッセージ』八坂書房、2009年。ISBN 978-4-89694-930-8。
関連項目
外部リンク
- 佐々木実 (2008年6月15日). “火山砕屑物と火砕岩の分類”. 地質調査法実習 2008. 弘前大学理工学部地球環境学科. 2012年9月21日閲覧。
粒径 (mm) | 砕屑物 | 砕屑岩 | 火山砕屑物 | 火山砕屑岩 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
64 以上 | 礫 | 礫岩 | 火山岩塊 | 火山角礫岩、凝灰角礫岩 | ||
64 - 2 | 火山礫 | ラピリストーン、火山礫凝灰岩 | ||||
2 - 1⁄16 | 砂 | 砂岩 | 火山灰 | 凝灰岩 | ||
1⁄16 - 1⁄256 | シルト | 泥 | シルト岩 | 泥岩 | ||
1⁄256 以下 | 粘土 | 粘土岩 | ||||
テンプレートを表示 |