「定食」の版間の差分

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{{redirect|焼肉定食|弱肉強食と掛けた、四字熟語としての焼肉定食|焼肉定食 (熟語)}}
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[[File:Tempura, sashimi, pickles, ris og misosuppe (6289116752).jpg|thumb|[[日本料理]]の定食]]
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'''定食'''(ていしょく)は、提供形態。
'''定食'''(ていしょく)は、[[飲食店]]等における[[料理]]の提供形態の1つ。複数の定まった[[料理]]を提供するもの<ref name=kojien>[[広辞苑]]第5版</ref>。コース(course)料理やフランス語でmenuムニュともよぶ<ref name=kojien>[[広辞苑]]第5版</ref><ref name=readers>[[リーダーズ英和辞典]]第2版</ref><ref name="shiki_haru">『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3</ref>。[[対義語]]は、「一品料理」や「[[アラカルト]](a la carte)」である<ref>『日本語大辞典』講談社、1989年、1320頁。</ref><ref name=kojien>[[広辞苑]]第5版</ref><ref name=readers>[[リーダーズ英和辞典]]第2版</ref>。



== 提供場所 ==
* [[有職料理]]は[[宮殿]]などで、[[本膳料理]]は[[城]]などで提供されてきた。<ref name=shiki_haru>『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3</ref><ref name="shiki_natsu">『四季日本の料理 夏』講談社 ISBN 4-06-267452-1</ref>
* [[懐石]]や[[会席料理]]は、[[料亭]]や[[割烹]]、また[[待合]]や[[お茶屋]]などで提供される。<ref name=shiki_haru>『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3</ref><ref name=shiki_natsu>『四季日本の料理 夏』講談社 ISBN 4-06-267452-1</ref>
* [[オートキュイジーヌ]]や[[ヌーベルキュイジーヌ]]は、[[レストラン]]や[[ホテル]]、[[オーベルジュ]]や[[宮殿]]などで提供される。<ref name="france">『地球の歩き方 '13~'14 フランス』ダイヤモンド社 ISBN 978-4-478-04350-9</ref>
** フランスにおけるしょぼい定食屋の定食、というレベルであればターブル・ドート({{Fr|Table d'hôte}})というものがある。定食そのものと、この定食を提供するテーブル、定食屋やホテルまでを指す語。18世紀末までは酒の出ない外食といえばここであった<!--タヴェルヌ(taverne)は15世紀にはパリ中にあった-->。この定食は基本的に決まり切ったメニューで、日替わりがあったとしても毎日1種類のみ。19世紀になると徐々に高級路線の店も出始め、選択の余地ができるようになった。<ref>この段落は下記文献による。
** フランスにおけるしょぼい定食屋の定食、というレベルであればターブル・ドート({{Fr|Table d'hôte}})というものがある。定食そのものと、この定食を提供するテーブル、定食屋やホテルまでを指す語。18世紀末までは酒の出ない外食といえばここであった<!--タヴェルヌ(taverne)は15世紀にはパリ中にあった-->。この定食は基本的に決まり切ったメニューで、日替わりがあったとしても毎日1種類のみ。19世紀になると徐々に高級路線の店も出始め、選択の余地ができるようになった。<ref>この段落は下記文献による。
*{{Citation|和書 |editor=日仏料理協会 |year=2007 |title=フランス 食の事典(普及版) |publisher=株式会社[[白水社]] |pages=349-350 |isbn=978-4-560-09202-6 }}</ref>
*{{Citation|和書 |editor=日仏料理協会 |year=2007 |title=フランス 食の事典(普及版) |publisher=株式会社[[白水社]] |pages=349-350 |isbn=978-4-560-09202-6 }}</ref>
* [[ファストフード]]でも[[ハンバーガー]]と[[フライドポテト]]のようにセットメニューがある<ref>[http://mos.jp/menu/category/?c_id=11]モスバーガー</ref>。


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== 日本クラウンタクシー友の会というサイトでの定義 ==
== 日本クラウンタクシー友の会というサイトでの定義 ==
日本クラウンタクシー友の会というサイトで定食定義研究会というページが存在し修士論文で引用された<ref name=crowntaxi>日本クラウンタクシー友の会 [https://web.archive.org/web/20080520064109/http://www.interq.or.jp/japan/jct/tei1.htm]</ref><ref name=Liu>劉暁嵐、河野宏和、「[http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=KO40003001-00002015-3112 日本定食チェーン店の海外進出における真の付加価値と伝達方法の考察]」 慶応大学 (KBS)経営管理研究科 修士論文 2016年</ref>。
日本クラウンタクシー友の会というサイトで定食定義研究会というページが存在し修士論文で引用された<ref name=crowntaxi>日本クラウンタクシー友の会 [https://web.archive.org/web/20080520064109/http://www.interq.or.jp/japan/jct/tei1.htm]</ref><ref name=Liu>劉暁嵐、河野宏和、「[http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=KO40003001-00002015-3112 日本定食チェーン店の海外進出における真の付加価値と伝達方法の考察]」 慶応大学 (KBS)経営管理研究科 修士論文 2016年</ref>。
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# 1000円を超えてはならない
# 1000円を超えてはならない
全てのお皿が同時に食卓に並ぶという特長がある
全てのお皿が同時に食卓に並ぶという特長がある
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== 種類 ==
様々な料理が定食や[[コース料理]]、セットメニューとして提供されている。下記は一例である。
===例===
* [[ラーメンライス]]、[[満漢全席]]
* [[オートキュイジーヌ]]、[[ヌーベルキュイジーヌ]]
* [[ヌーベルシノワ]]、[[広東料理]]、[[北京料理]]
* [[トルコ料理]]
* [[インド料理]]
* [[御節料理]]、[[有職料理]]、[[本膳料理]]、[[懐石|懐石料理]]、[[会席料理]]、[[普茶料理]]、[[卓袱料理]]
* [[韓定食]]

== 参考画像 ==
<gallery>
File:Cuisine_Trois_étoiles.jpg|オートキュイジーヌの例
File:Sadhya DSW.jpg|[[インド]][[ケーララ]]のサジャ
File:Beypazarı Sofrası.jpg|[[トルコ料理]]
</gallery>


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2020年10月11日 (日) 06:03時点における版

日本料理の定食

定食(ていしょく)は、提供形態。


    • フランスにおけるしょぼい定食屋の定食、というレベルであればターブル・ドート(Table d'hôte)というものがある。定食そのものと、この定食を提供するテーブル、定食屋やホテルまでを指す語。18世紀末までは酒の出ない外食といえばここであった。この定食は基本的に決まり切ったメニューで、日替わりがあったとしても毎日1種類のみ。19世紀になると徐々に高級路線の店も出始め、選択の余地ができるようになった。[1]

日本クラウンタクシー友の会というサイトでの定義

日本クラウンタクシー友の会というサイトで定食定義研究会というページが存在し修士論文で引用された[2][3]

日本クラウンタクシー友の会というサイトの定食定義研究会ページにおける定食の定義 5条件[2][3]
  1. 白飯、味噌汁、おかず2品以上 (主食、汁、主菜、副菜)
  2. 定食は5種類以上のバリエーションがあること
  3. 内容のわからない定食名は禁止
  4. 「お定食」「○○定」は禁止
  5. 1000円を超えてはならない

全てのお皿が同時に食卓に並ぶという特長がある

脚注

  1. ^ この段落は下記文献による。
    • 日仏料理協会 編『フランス 食の事典(普及版)』株式会社白水社、2007年、349-350頁。ISBN 978-4-560-09202-6 
  2. ^ a b 日本クラウンタクシー友の会 [1]
  3. ^ a b 劉暁嵐、河野宏和、「日本定食チェーン店の海外進出における真の付加価値と伝達方法の考察」 慶応大学 (KBS)経営管理研究科 修士論文 2016年

関連項目