大谷靖

大谷 靖（おおや やすし、弘化元年9月14日（1844年10月25日） - 昭和5年（1930年）3月6日）は、日本の内務官僚。貴族院勅選議員。錦鶏間祗候。

経歴

岩国藩士の家に生まれる。1871年（明治4年）、福岡県に出仕。福岡県権典事、大蔵権少丞、太政官少書記官、大蔵少書記官、大蔵権大書記官、内務権大書記官、内務省会計局長、同庶務局長、社寺局長心得、内務書記官・造神宮副使などを歴任した。

退官後は済生会理事長を務めた。1915年（大正4年）10月13日、錦鶏間祗候を仰せ付けられた。

1919年（大正8年）に貴族院議員に選出され、死去するまで在任した。

栄典

位階

• 1899年（明治32年）12月20日 - 従四位
• 1910年（明治43年）12月10日 - 正四位
• 1914年（大正3年）6月10日 - 従三位

勲章

• 1889年（明治22年）12月27日 - 勲五等瑞宝章

親族

• 大谷正男 - 三男。宮内次官。貴族院議員。

参考文献

• 人事興信所編『人事興信録 第3版』人事興信所、1911年。 
• 衆議院・参議院編『議会制度七十年史 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1960年。