「ウィンドウ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
追記と「タイトルバー」ページとの明確な差別化。
追記と推敲
10行目: 10行目:
選択されている状態のウィンドウを'''アクティブウィンドウ'''<ref group="注">普通は1つのウィンドウのみに対して言う。</ref><ref group="注" name = active>基本的に全てのウィンドウをアクティブウィンドウにする方法は無い。</ref>、それ以外の全てのウィンドウは'''非アクティブウィンドウ'''と呼ぶ。
選択されている状態のウィンドウを'''アクティブウィンドウ'''<ref group="注">普通は1つのウィンドウのみに対して言う。</ref><ref group="注" name = active>基本的に全てのウィンドウをアクティブウィンドウにする方法は無い。</ref>、それ以外の全てのウィンドウは'''非アクティブウィンドウ'''と呼ぶ。


== 操作方法 ==
== 基本的な操作方法(Windows基準) ==


=== アクティブウィンドウと非アクティブウィンドウの切り替え ===
=== アクティブウィンドウと非アクティブウィンドウの切り替え ===


* 非アクティブウィンドウ、 [[タスクバー]]アイコン自体、そしてタスクバーアイコンまたは[[タスクビュー]]の[[サムネイル]]を選択すると、そのウィンドウはアクティブウィンドウになり、それ以外のウィンドウが非アクティブウィンドウになる。
* 非アクティブウィンドウ、 [[タスクバー]]アイコン自体、そしてタスクバーアイコンまたは[[タスクビュー]]加えて {{Keypress|[[Alt]]}}<ref group="注" name = alt>Alt キーは押し続ける必要がある</ref>+{{Keypress|[[Tab]]}} や、 {{Keypress|[[Ctrl]]}}+{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|Tab}}の[[サムネイル]]を選択すると、そのウィンドウはアクティブウィンドウになり、それ以外のウィンドウが非アクティブウィンドウになる。
* {{Keypress|Alt}}<ref group="注" name = alt/>+{{Keypress|Tab}}n (nは回数)や、 {{Keypress|Ctrl}}+{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|Tab}} を押して切り替える。
* ウィンドウの中以外の要素を選択すると全て非アクティブウィンドウになる<ref group="注" name = active/>。
* ウィンドウの中以外の要素を選択すると全て非アクティブウィンドウになる<ref group="注" name = active/>。


20行目: 21行目:
※最大化ボタンと元に戻す (縮小)ボタンは同じ位置にあり、ウィンドウを画面全体に広げている時は元に戻す (縮小)ボタンに、通常のウィンドウにしている時は最大化ボタンに変化する。
※最大化ボタンと元に戻す (縮小)ボタンは同じ位置にあり、ウィンドウを画面全体に広げている時は元に戻す (縮小)ボタンに、通常のウィンドウにしている時は最大化ボタンに変化する。


* タイトルバーの最大化ボタンを選択すると画面全体に広がる。
* タイトルバーの最大化ボタンを選択する、または{{Keypress|[[Windowsキー]]}}+{{Keypress|↑}}を押すと画面全体に広がる。


* 元に戻す (縮小)ボタンを選択すると通常のウィンドウになる。
* タイトルバーの元に戻す (縮小)ボタンを選択する、または{{Keypress|Windowsキー}}+{{Keypress|↓}}を押すと通常のウィンドウになる。


=== ドラッグすると ===
=== ドラッグすると ===
31行目: 32行目:
=== 格納について ===
=== 格納について ===


# タイトルバーの最小化ボタンを選択すると[[タスクバー]]アイコンに格納される。
# タイトルバーの最小化ボタンを選択する、または{{Keypress|Windowsキー}}+{{Keypress|↓}}を押すと[[タスクバー]]アイコンに格納される。
# タスクバーアイコンまたはそのサムネイルをクリックすると元の位置に戻る。
# タスクバーアイコンまたはそのサムネイルを選択する、{{Keypress|Windowsキー}}+{{Keypress|↑}}を押すと元の位置に戻る。


=== 閉じるには ===
=== 閉じるには ===


* タイトルバーの閉じるボタンを選択する。
* タイトルバーの閉じるボタンを選択する。
* キーボードの[[Altキー]]と[[ファンクションキー|F4キー]]を同時に押す。
* キーボードの{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|[[ファンクションキー|F4キー]]}}を押す。
* タイトルバー、タスクバーアイコンまたはそのサムネイルの[[コンテキストメニュー]]の閉じるを押す。
* タイトルバー、タスクバーアイコンまたはそのサムネイルの[[コンテキストメニュー]]の閉じるを押す。
* タスクバーアイコンまたはタスクビューのサムネイルに触れ、その際に表示される右上の閉じるボタンを押す。
* タスクバーアイコンまたはタスクビュー{{Keypress|Alt}}<ref group="注" name = alt/>+{{Keypress|Tab}} や、 {{Keypress|Ctrl}}+{{Keypress|Alt}}+{{Keypress|Tab}}のサムネイルに触れ、その際に表示される右上の閉じるボタンを押す。
* [[デスクトップアプリケーション|デスクトップアプリ]]に限り、タイトルバー左のアプリアイコンを[[ダブルクリック]]するとウィンドウを閉じることができる。これは、[[Microsoft Windows 1.0|Windows 1.0]]~[[Microsoft Windows 3.x|Windows 3.x]]のウィンドウには閉じるボタンが設けられておらず、タイトルバーをダブルクリックして閉じる方法が[[正則]]だった頃の名残である。
* [[デスクトップアプリケーション|デスクトップアプリ]]に限り、タイトルバー左のアプリアイコンを[[ダブルクリック]]するとウィンドウを閉じることができる。これは、[[Microsoft Windows 1.0|Windows 1.0]]~[[Microsoft Windows 3.x|Windows 3.x]]のウィンドウには閉じるボタンが設けられておらず、タイトルバー左端をダブルクリックして閉じる方法が[[正則]]だった頃の名残である。


==== 応答しなくなったら ====
==== 応答しなくなったら ====


* [[タスクマネージャー]]からタスクの終了を選択する<ref group="注">ただし、この方法は[[クラッシュ (コンピュータ)|強制終了]]用であり非推奨であることに注意。</ref>。
* [[タスクマネージャー]]からタスクの終了を選択する<ref group="注">ただし、この方法は[[クラッシュ (コンピュータ)|強制終了]]用であり非推奨であることに注意。</ref>。

== ウィンドウ操作に関するキーボード ショートカット ==
{| class="wikitable"
|F5
|作業中のウィンドウを最新の情報に更新する。
|-
|F6
|ウィンドウ内またはデスクトップ上の画面要素を順番に切り替える。
|}
{| class="wikitable"
|Alt + Space キー
|作業中のウィンドウのショートカット メニューを開く。
|}
{| class="wikitable"
|Ctrl + A
|ドキュメント内またはウィンドウ内のすべての項目を選択する。
|}
<br />
{| class="wikitable"
|Ctrl + R (または F5)
|作業中のウィンドウを最新の情報に更新する。
|}
{| class="wikitable"
|Ctrl + 方向キー (項目に移動する) + Space キー
|ウィンドウ内またはデスクトップ上の複数の項目を個別に選択する。
|}
{| class="wikitable"
|Shift + 任意の方向キー
|ウィンドウ内またはデスクトップ上の複数の項目を選択する、またはドキュメント内のテキストを選択する。
|}



== その他 ==
== その他 ==
50行目: 82行目:


日本語では英語から借用して「ウィンドウ」と言うが、他の言語では「窓」を意味する固有語が用いられるのがほとんどである。なお、日本語でも複合語に限っては「窓」(例:別窓、対話窓)を用いることもある。
日本語では英語から借用して「ウィンドウ」と言うが、他の言語では「窓」を意味する固有語が用いられるのがほとんどである。なお、日本語でも複合語に限っては「窓」(例:別窓、対話窓)を用いることもある。
== 注 ==
== 注 ==
<references group="注"/>
<references group="注"/>



2019年4月29日 (月) 08:28時点における版

Elements of a window

ウィンドウ (window) とは、ウィンドウシステムにおいて、ディスプレイなどデバイス上で、アプリケーションに与えられる領域のことである。

概要

窓からアプリケーションを覗いているような様子からこの名前が付けられた。マルチタスクオペレーティングシステムでは複数のアプリケーションが同時に動作するため、ウィンドウでそれぞれのアプリケーションに画面領域を割り当て、ユーザの操作で切り替えることができる必要がある。

選択されている状態のウィンドウをアクティブウィンドウ[注 1][注 2]、それ以外の全てのウィンドウは非アクティブウィンドウと呼ぶ。

基本的な操作方法(Windows基準)

アクティブウィンドウと非アクティブウィンドウの切り替え

  • 非アクティブウィンドウ、 タスクバーアイコン自体、そしてタスクバーアイコンまたはタスクビュー加えて Alt[注 3]+Tab や、 Ctrl+ Alt+ Tabサムネイルを選択すると、そのウィンドウはアクティブウィンドウになり、それ以外のウィンドウが非アクティブウィンドウになる。
  • Alt[注 3]+ Tabn (nは回数)や、 Ctrl+ Alt+ Tab を押して切り替える。
  • ウィンドウの中以外の要素を選択すると全て非アクティブウィンドウになる[注 2]

画面全体に広げるには/通常のウィンドウにするには

※最大化ボタンと元に戻す (縮小)ボタンは同じ位置にあり、ウィンドウを画面全体に広げている時は元に戻す (縮小)ボタンに、通常のウィンドウにしている時は最大化ボタンに変化する。

  • タイトルバーの最大化ボタンを選択する、またはWindowsキー+を押すと画面全体に広がる。
  • タイトルバーの元に戻す (縮小)ボタンを選択する、またはWindowsキー+を押すと通常のウィンドウになる。

ドラッグすると

  • タイトルバーをドラッグするとデスクトップ上から位置を移動させられる。
  • 四辺あるいは四隅をドラッグするとサイズを変更したりすることできる。

格納について

  1. タイトルバーの最小化ボタンを選択する、またはWindowsキー+を押すとタスクバーアイコンに格納される。
  2. タスクバーアイコンまたはそのサムネイルを選択する、Windowsキー+を押すと元の位置に戻る。

閉じるには

  • タイトルバーの閉じるボタンを選択する。
  • キーボードの Alt+F4キーを押す。
  • タイトルバー、タスクバーアイコンまたはそのサムネイルのコンテキストメニューの閉じるを押す。
  • タスクバーアイコンまたはタスクビュー Alt[注 3]+ Tab や、 Ctrl+ Alt+ Tabのサムネイルに触れ、その際に表示される右上の閉じるボタンを押す。
  • デスクトップアプリに限り、タイトルバー左端のアプリアイコンをダブルクリックするとウィンドウを閉じることができる。これは、Windows 1.0Windows 3.xのウィンドウには閉じるボタンが設けられておらず、タイトルバー左端をダブルクリックして閉じる方法が正則だった頃の名残である。

応答しなくなったら

ウィンドウ操作に関するキーボード ショートカット

F5 作業中のウィンドウを最新の情報に更新する。
F6 ウィンドウ内またはデスクトップ上の画面要素を順番に切り替える。
Alt + Space キー 作業中のウィンドウのショートカット メニューを開く。
Ctrl + A ドキュメント内またはウィンドウ内のすべての項目を選択する。


Ctrl + R (または F5) 作業中のウィンドウを最新の情報に更新する。
Ctrl + 方向キー (項目に移動する) + Space キー ウィンドウ内またはデスクトップ上の複数の項目を個別に選択する。
Shift + 任意の方向キー ウィンドウ内またはデスクトップ上の複数の項目を選択する、またはドキュメント内のテキストを選択する。


その他

工業界、コンピュータ業界では用語を片仮名表記する際、最後の長音符は省略するという慣例があり、「ウィンド」(wind = )となることを防ぐため、「ウィンドー」ではなく「ウィンドウ」と表記することが多い。

日本語では英語から借用して「ウィンドウ」と言うが、他の言語では「窓」を意味する固有語が用いられるのがほとんどである。なお、日本語でも複合語に限っては「窓」(例:別窓、対話窓)を用いることもある。

脚注

  1. ^ 普通は1つのウィンドウのみに対して言う。
  2. ^ a b 基本的に全てのウィンドウをアクティブウィンドウにする方法は無い。
  3. ^ a b c Alt キーは押し続ける必要がある
  4. ^ ただし、この方法は強制終了用であり非推奨であることに注意。

関連項目

外部リンク