Altキー

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Alt キー(右下)

Alt キー(オルトキー、オルタネイトキー、: Alt Key)は、コンピュータ用のキーボード修飾キーの一つ。キートップには通常 Alt と刻印されている。Alt キーは、シフトキーコントロールキーなどと同様に、他のキーと一緒に押し下げることで、別の様々な機能を実行できる。

名称[編集]

Alt キーは Alternate key の略で、Alternate (代用)の意味である。このため通常はオルトキーと呼ばれる。

概要[編集]

Alt キーは、他のキーと一緒に押し下げることで、そのキーの機能を変える事ができる。例えば、単に A のキーを押せば A という文字が入力されるが、Alt キーを押しながら A のキーを押せば、対応したソフトウェアでは該当の機能が実行される。なお、この「Alt キーを押しながら、A のキーを押す」という組み合わせは、かつては Alt-A と表記されていたが、現在は Alt+A というものが多い。

Alt キーの位置などはキーボードによるが、PC/AT 互換機で主流となったオリジナルの IBM 101 拡張キーボードでは、スペースキーの左右にあり緑色で印字されている。ヨーロッパなどの 102/105 多国語キーボードなどでは、右側は Alt Gr (ALTernate Graphic key) であり、各国の欧文文字や特殊記号などの入力に使用できる。

日本では、PC/AT 互換機で主流となった日本語 106/109 キーボードでは、かな漢字変換用のコンビネーションキーにも使用されている。漢字キー(「Alt+半角/全角」による、かな漢字変換のオン・オフ)、ローマ字キー(「Alt+カタカナ/ひらがな」による、ローマ字入力のオン・オフ)などである。オリジナルの OADG キーボード(PS/55後期の5576-A01以降)では、これらの文字(「漢字」、「ローマ字」)は、該当するキーの手前(前面)に、Alt キーの印字と同じ緑色で印字されている。なお日本 IBM の昔のキーボード(PS/55前期の5576-001/002/003まで)では、機能(スキャンコード)は Alt キーと全く同一であるが前面キーと呼ばれ、キートップに緑色で前面と印字されている。

歴史[編集]

Alt キーは昔の MIT キーボードの Meta キーから生まれた。Meta キーも Alt キーも、最上位のビット1 となった信号を生成する。例えば A01000001 だが、Alt+A11000001 を生成する。しかし、現在のソフトウェアでは、最上位のビットは国際化(多言語対応)の要件があるため、Alt キーはそのような文字の入力としては動作しない。

日本では類似のものとして PC-9800 シリーズなどのグラフキー (GRPH, GRAPH) があり、当初は図記号などの入力に、後には Alt キーの代用として使われた。

主な用途[編集]

IBM PC および互換機では、Ctrl+Alt+Del のキーコンビネーションが有名である。本来の機能は「強制的なシステム再起動」であり、MS-DOS, Windows 3.x, OS/2 などではシステム再起動として機能した。しかし、現在の Microsoft Windows (Windows NT) ではバージョンや設定にもよるが、起動時や画面ロック解除時のログイン画面の呼び出しや、タスクマネージャの起動(アプリケーションやプロセスの確認、応答の無いアプリケーションの強制終了ができる)などに使用されている。

他には Alt+F4 の「ウィンドウを閉じる」、Alt+Tabの「ウィンドウを切り替える」などが有名である。更に Windows を含めた多くの GUI 環境では、Alt キーはプルダウンメニューへのアクセスとしても使われる。

アップルキーボードでは、Alt キーが備わっているもの、無いものがある。Macintosh のキーボードの多くでは、オプションキーAlt と印字されており、UNIX や Windows 用のソフトウェアを使う場合に Alt キーとして使用できる。

関連項目[編集]