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2007年、政府契約や中国貿易で彼女の夫が妻の上院議員という身分を悪用していた疑いで査察を受けていることが報道された<ref>Paddock, Richard C. (March 27, 2007) [http://www.mercurynews.com/news/ci_5529371?nclick_check=1 "Feinstein's husband steps out of her shadow"]. ''Los Angeles Times'' </ref>。ファインシュタイン氏は2009年、夫の会社に業界基準よりも高い報酬率で抵当権付きの不動産を売却する契約を授与した翌日、[[連邦預金保険公社]]に250億ドルを請求する法案を提出した際に批判された<ref>{{cite news|title=EXCLUSIVE: Senator’s husband’s firm cashes in on crisis|newspaper=The Washington Times|date=April 21, 2009|url=http://www.washingtontimes.com/news/2009/apr/21/senate-husbands-firm-cashes-in-on-crisis/?page=all}}</ref>。ファインスタインと彼女の夫は、世界最大の商業用不動産会社と米国郵政公社の間の疑わしい取引に関わっていたと報道された<ref>{{cite web|url=http://www.huffingtonpost.com/2013/12/12/dianne-feinstein-postal-service_n_4423045.html|title=Dianne Feinstein's Husband Tied To Questionable Dealings With U.S. Postal Service, Book Says|accessdate=Oct 29, 2017|publisher=The Huffington Post}}</ref> 。夫の会社に数十億ドルの軍事契約を授与していることから、上院議員の立場を乱用していると非難されている<ref>{{cite web|url=https://www.judicialwatch.org/blog/2007/03/violations-force-feinstein-military-committee-resignation/|title=Violations Force Feinstein Military Committee Resignation|accessdate=April 10, 2016|work=Judicial Watch}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.metroactive.com/metro/01.24.07/dianne-feinstein-0704.html|title=News & Culture in CA – Dianne Feinstein: A Question of Ethics|accessdate=April 10, 2016|work=metroactive.com}}</ref>。 |
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== 脚注・出典 == |
== 脚注・出典 == |
2018年4月11日 (水) 01:58時点における版
ダイアン・ファインスタイン Dianne Goldman Berman Feinstein | |
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生年月日 | 1933年6月22日(90歳) |
出生地 | アメリカ合衆国カリフォルニア州 サンフランシスコ |
出身校 | スタンフォード大学 |
所属政党 | 民主党 |
配偶者 | リチャード C. ブラム |
公式サイト | United States Senator Dianne Feinstein California |
選挙区 | カリフォルニア州 |
在任期間 | 1992年11月10日 - 現在 |
第38代 サンフランシスコ市長 | |
在任期間 | 1978年12月4日 - 1988年1月8日 |
ダイアン・ゴールドマン・バーマン・ファインスタイン(Dianne Goldman Berman Feinstein, 1933年6月22日 - )は、カリフォルニア州・サンフランシスコ出身のアメリカ合衆国の政治家。現・連邦上院議員(カリフォルニア州選出)。所属政党は民主党で、宗教的にはユダヤ教の信徒である。上院内でユダヤ系女性議員は、ファインスタインとバーバラ・ボクサー(民主党)の2人だけであり、この2人は共にカリフォルニア州選出かつ民主党所属の議員である。
1978年から1988年までサンフランシスコ市長を務めた後、1992年に連邦上院議員に当選・就任し、現在も同職を務める。ファインスタインは、アメリカ政界の歴史にいくつもの「初」を残している女性政治家であり、サンフランシスコ管理委員会議長、サンフランシスコ市長、カリフォルニア選出連邦上院議員を女性として初めて務めたほか、連邦議会上院では議事規則議院運営委員会、情報特別委員会の2つの委員会で女性初の委員長を務めている。また、2009年の大統領就任式両院合同委員長であり、委員長として司会進行役も務めた。
生い立ち
1933年6月22日、カリフォルニア州サンフランシスコにて、レオン・ゴールドマン(Leon Goldman)と、ベティ・ゴールドマン(旧姓:ローゼンバーグ)夫妻の間に、ダイアン・エミエル・ゴールドマン(Dianne Emiel Goldman)として生まれる。
父のレオンは、ポーランド系ユダヤ人移民の家庭に11人兄弟の1人として生まれた人物で、カリフォルニア州立大学医療センターに外科医(教授)として所属し、全国的な名声を得ていた[1]。また母のベティは、ロシア革命勃発時にサンクトペテルブルクより移民してきた家庭に生まれた人物で[2]、かつてはモデルとして活動していた[1]。ちなみにファインスタインの証言によれば、母方の「ローゼンバーグ」という姓は、ドイツ系の起源を持つ姓であるという[3]。
サンフランシスコにあるローマ・カトリック系の私立高校、“Convent of the Sacred Heart High School”(日本語に訳せば聖心修道会高校)を卒業後、1951年にスタンフォード大学に進学し、1955年に歴史学の学士号を得て卒業する。大学卒業後は地元サンフランシスコの地方検事局に就職し[4]、翌1956年には郡検事局での同僚だったジャック・バーマン(Jack Berman)と結婚する。 バーマンとの間には1女(キャサリン)をもうけたが、3年後に離婚した。1978年11月、サンフランシスコのジョージ・モスコーニ市長とハーヴェイ・ミルク市政委員がダン・ホワイト市政委員によって殺害されると、市の規定により市政委員長だったファインスタインが市長代理に就任。一週間後には市政委員の投票により正式に市長に就任。サンフランシスコで初の女性市長だった[5]。1990年にサンフランシスコ市長だったダイアンはカリフォルニア州知事選挙中に民主党の指名を獲得したものの、共和党の上院議員に総選挙で上院から立候補していたピート・ウィルソンに敗北した。1992年にダイアンはそのキャンペーンに関連したキャンペーンの支出を適切に報告しなかったために190,000ドルの罰金を科されている[6]。1999年、1931年9月から48年12月までに日本による「人種、宗教、国籍、政治的見解」による迫害についての当時のアメリカ国内の調査内容を公表するための法案を米上院に提出し、2000年5月18日、ファインステイン法として可決させた。2016年9月にはファインシュタインは、オバマ政権のサウジアラビアに11億ドル以上の武器を売却する計画を支持した[7]。
論争
2007年、政府契約や中国貿易で彼女の夫が妻の上院議員という身分を悪用していた疑いで査察を受けていることが報道された[8]。ファインシュタイン氏は2009年、夫の会社に業界基準よりも高い報酬率で抵当権付きの不動産を売却する契約を授与した翌日、連邦預金保険公社に250億ドルを請求する法案を提出した際に批判された[9]。ファインスタインと彼女の夫は、世界最大の商業用不動産会社と米国郵政公社の間の疑わしい取引に関わっていたと報道された[10] 。夫の会社に数十億ドルの軍事契約を授与していることから、上院議員の立場を乱用していると非難されている[11][12]。
脚注・出典
- ^ a b ロバート・スレイター(Robert Slater)著“Great Jewish women”からの抜粋 (英語) Google ブックスでの検索結果より。内容を詳しくは閲覧できないが、78ページに記述があることが解る。
- ^ また、ローゼンバーグ家はロシア正教を信仰していた。
- ^ “California”第9巻(Volume 9)からの抜粋 (英語) Google ブックスでの検索結果より。内容を詳しくは閲覧できないが、59ページに記述があることが解る。原典は、“California”第9巻(Volume 9)(New West Communications Corp., 1984)。
- ^ サンフランシスコ郡の検事局であり、連邦地区検事局ではない。ただし、サンフランシスコは英語の名称“City and County of San Francisco”からも解るように、郡と市が一体となっている。
- ^ ランディ・シルツ(藤井留美・訳)『ゲイの市長と呼ばれた男 下巻』、p.160、草思社、1995年
- ^ “Enforcement Cases: F”. California Fair Political Practices Commission. 2007年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月29日閲覧。
- ^ "Roll Call Votes 114th Congress - 2nd Session (2016) – 145 (71-27)". United States Senate.
- ^ Paddock, Richard C. (March 27, 2007) "Feinstein's husband steps out of her shadow". Los Angeles Times
- ^ “EXCLUSIVE: Senator’s husband’s firm cashes in on crisis”. The Washington Times. (2009年4月21日)
- ^ “Dianne Feinstein's Husband Tied To Questionable Dealings With U.S. Postal Service, Book Says”. The Huffington Post. 2017年10月29日閲覧。
- ^ “Violations Force Feinstein Military Committee Resignation”. Judicial Watch. 2016年4月10日閲覧。
- ^ “News & Culture in CA – Dianne Feinstein: A Question of Ethics”. metroactive.com. 2016年4月10日閲覧。
公職 | ||
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先代 ジョージ・モスコーニ |
サンフランシスコ市長 第38代:1978年12月4日 - 1988年1月8日 |
次代 アート・アグノス |
議会 | ||
先代 ジョン・F・シーモア |
カリフォルニア州選出上院議員(第1部) 1992年11月10日 - 現在 |
次代 - |