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2017年10月13日 (金) 18:47時点における版
ズカワキンチャクガイ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Swiftopecten djoserus Yoshimura, 2017 [1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ズカワキンチャクガイ |
ズカワキンチャクガイ(頭川巾着貝、学名:Swiftopecten djoserus Yoshimura, 2017 [1])は、イタヤガイ科エゾギンチャク属 Swiftopecten に分類される二枚貝の一種である。鮮新世末期に生息した大桑・万願寺動物群の化石種(絶滅種)とされ、富山県の頭川層より化石が産出する。
種小名 djoserus は殻表の階段状の輪肋がジョセル王(Djoser)の階段ピラミッドを思わせることに由来する。
分布
上記以外の産地は知られていない。
特徴
属のタイプ種であるエゾキンチャク(東北地方以北の西太平洋と日本海北部に現生)に大変よく似ているが、本種はサイズがより小さいこと、殻表全体にある放射細肋が44-46本と少ないこと、殻頂角[注 1]がより大きいこと、太い成長輪肋の段差がより大きいことなどの点で区別される[1]。
脚注
- ^ この場合の「殻頂角」とは、貝殻を扇に見立てるなら、殻頂を要とした扇の開いた角度(開き具合)のこと。
出典
- ^ a b c Yoshimura, Taro (Jul 2017). “A New Pliocene Species of Swiftopecten (Bivalvia: Pectinidae) from the Zukawa Formation in Toyama Prefecture, Central Japan”. Paleontological Research 21 (3): 293-303. doi:10.2517/2016PR030.