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'''柴野 均'''(しばの ひとし、[[1948年]][[9月8日]] - )は、日本の翻訳家・歴史学者。専門は[[西洋史]]、近代[[イタリア]]史。[[信州大学]][[人文学部]][[教授]]。[[大阪府]]出身。
'''柴野 均'''(しばの ひとし、[[1948年]][[9月8日]] - )は、日本の翻訳家・歴史学者。専門は[[西洋史]]、近代[[イタリア]]史。[[信州大学]][[教授|名誉教授]]。[[大阪府]]出身。


==略歴==
==略歴==
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*1972年 [[東京大学]][[文学部]]卒業
*1972年 [[東京大学]][[文学部]]卒業
*1974年 東京大学[[大学院]]人文科学研究科[[修士課程]]修了
*1974年 東京大学[[大学院]]人文科学研究科[[修士課程]]修了
*1975年 [[ローマ大学]]政治学部に留学(~78年)
*1982年 東京大学大学院人文科学研究科[[博士課程]]単位取得満期退学
*1982年 東京大学大学院人文科学研究科[[博士課程]]単位取得満期退学

[[ローマ大学]]政治学部に留学


===職歴===
===職歴===
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*1990年 信州大学人文学部[[助教授]]
*1990年 信州大学人文学部[[助教授]]
*1996年 信州大学人文学部教授
*1996年 信州大学人文学部教授
*2014年 信州大学退職、同大学名誉教授


==受賞歴==
==受賞歴==
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*『戦士の革命・生産者の国家』(太陽出版、1985年)
*『戦士の革命・生産者の国家』(太陽出版、1985年)
*『概説イタリア史』(有斐閣、1988年)
*『概説イタリア史』(有斐閣、1988年)
*『大学で学ぶ西洋史[近現代]』(ミネルヴァ書房、2011年)


===論文===
===論文===
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==翻訳==
==翻訳==
*[[カルロ・マリア・チポッラ]] 『シラミとトスカナ大公』 [[白水社]] 1990年
*[[カルロ・マリア・チポッラ]] 『シラミとトスカナ大公』[[白水社|白水社、]] 1990年
*[[ピーター・バーク]] 『イタリア・ルネサンスの文化と社会』([[森田義之]]共訳) [[岩波書店]] 1992年/ 新版2000年
*[[ピーター・バーク]] 『イタリア・ルネサンスの文化と社会』([[森田義之]]共訳) [[岩波書店]] 1992年/ 新版2000年
*ロザリオ・ロメーオ([[:it:Rosario Romeo]]) 『カヴールとその時代』 白水社 1992年
*ロザリオ・ロメーオ([[:it:Rosario Romeo]]) 『カヴールとその時代』白水社1992年
*ジャン・フランコ・ヴェネ(Gian Franco Ven`e) 『ファシズム体制下のイタリア人の暮らし』 白水社 1996年
*ジャン・フランコ・ヴェネ(Gian Franco Ven`e) 『ファシズム体制下のイタリア人の暮らし』白水社1996年
*エミリオ・ルッス([[:en:Emilio Lussu]]) 『戦場の一年』 白水社 2001年
*エミリオ・ルッス([[:en:Emilio Lussu]]) 『戦場の一年』白水社2001年
*A.カパッティ/ M.モンタナーリ 『食のイタリア[[文化史]]』 岩波書店、2011年2月
*A.カパッティ/ M.モンタナーリ 『食のイタリア[[文化史]]』岩波書店、2011年
*ニコラス・ファレル『ムッソリーニ』上下(白水社、2011年)
*ハロルド・アクトン『メディチ家の黄昏』(白水社、2012年)


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==

2016年6月11日 (土) 23:53時点における版

柴野 均(しばの ひとし、1948年9月8日 - )は、日本の翻訳家・歴史学者。専門は西洋史、近代イタリア史。信州大学名誉教授大阪府出身。

略歴

学歴

職歴

  • 1983年 東京大学文学部助手

日本大学講師(兼任)

  • 1990年 信州大学人文学部助教授
  • 1996年 信州大学人文学部教授
  • 2014年 信州大学退職、同大学名誉教授

受賞歴

著作

単著研究報告書

  • 『フランチェスコ・デ・サンクティスと同時代――イタリア近代社会における知識人の役割』科研報告書 (1996年)

編書目録

共著書

  • 『19世紀のヨーロッパ』(有斐閣、1980年)
  • 『ヨーロッパ近代史再考』(ミネルヴァ書房、1983年)
  • 『戦士の革命・生産者の国家』(太陽出版、1985年)
  • 『概説イタリア史』(有斐閣、1988年)
  • 『大学で学ぶ西洋史[近現代]』(ミネルヴァ書房、2011年)

論文

  • 「1848~49年革命におけるローマの民衆運動」『社会運動史』9号(1981年)
  • 「リソルジメントにおける民衆運動」『イタリア学会誌』33号(1984年)
  • 「イタリア社会党の成立」『日伊文化研究』27号(1989年)
  • 「ファシズムの文化政策」『信大史学』15号(1990年)
  • 「19世紀ローマの歴史地理」『イタリア学会誌』33号(1992年)
  • 「デ・アミーチスとVita militare」『Azurro』創刊号(1993年)
  • 「エミリオ・ルッスの軌跡」『信州大学人文科学論集・人間情報学科篇』30号(1996年) 

翻訳

  • カルロ・マリア・チポッラ 『シラミとトスカナ大公』(白水社、 1990年)
  • ピーター・バーク 『イタリア・ルネサンスの文化と社会』(森田義之共訳) 岩波書店 1992年/ 新版2000年
  • ロザリオ・ロメーオ(it:Rosario Romeo) 『カヴールとその時代』(白水社、1992年)
  • ジャン・フランコ・ヴェネ(Gian Franco Ven`e) 『ファシズム体制下のイタリア人の暮らし』(白水社、1996年)
  • エミリオ・ルッス(en:Emilio Lussu) 『戦場の一年』(白水社、2001年)
  • A.カパッティ/ M.モンタナーリ 『食のイタリア文化史』(岩波書店、2011年)
  • ニコラス・ファレル『ムッソリーニ』上下(白水社、2011年)
  • ハロルド・アクトン『メディチ家の黄昏』(白水社、2012年)

外部リンク