「グレゴリー式望遠鏡」の版間の差分
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*[[吉田正太郎]]『天文アマチュアのための望遠鏡光学・反射編』[[誠文堂新光社]] ISBN 4-416-28813-1 |
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2015年12月2日 (水) 04:25時点における版
グレゴリー式望遠鏡(グレゴリーしきぼうえんきょう、Gregorian telescope)は、ジェームス・グレゴリーにより考案された反射望遠鏡の一形式である。
発明
スコットランドの数学者ジェームス・グレゴリーは放物凹面の主鏡と楕円凹面の副鏡を使い正立像を得られる望遠鏡を発明し、1663年に原理を発表した[1]。しかし当時の技術水準では正確な研磨も光軸調整もできなかったため試作は不成功に終わった[1]。
最初の反射望遠鏡
直接に正立像が得られるため金属鏡が使われた時代には地上望遠鏡としてイギリスで多用された[2]。
方式を切り替えできる望遠鏡を製作する場合、光路中に平面鏡を入れるだけでニュートン式望遠鏡になるため、光軸が狂う心配がない[注釈 1][2]。
また主鏡副鏡ともに凹面鏡であるため、独立して実像を正確に検査ができる[注釈 2][2]。
注釈
出典
参考文献
- 吉田正太郎『天文アマチュアのための望遠鏡光学・反射編』誠文堂新光社 ISBN 4-416-28813-1