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対応は、その国の情勢次第である。独立を認めることもあるし、[[自治権]]で妥協させることもある。また実力で封殺することもある。あるいは、自主財源がないなどの理由で、大きな声にならないこともある。 |
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*[[中華人民共和国]]における[[中華民国]]・[[チベット]]・[[東トルキスタン]]・[[内モンゴル自治区]]、[[イラク]]北部及び[[トルコ]]の[[クルディスタン|クルド人地域]]、[[アンゴラ]]における[[カビンダ]]:警察機関や軍隊を使って独立派を摘発し、多数派住民を送り込んで、先住民を少数派にしようとする。 |
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*イギリスにおける[[スコットランド]]、[[カナダ]]における[[ケベック州]]、日本における[[琉球]]と[[アイヌ]]。普段は独立論は強くならないが、差別問題が起きれば、強くなる。 |
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[[ナイジェリア]]における[[ビアフラ共和国|ビアフラ]]や[[ロシア]]における[[チェチェン共和国|チェチェン]]のように、一度独立を宣言した勢力を内戦の末に滅ぼすこともある。 |
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国際的に承認されていない[[ソマリランド]]、イタリア北部の独立を掲げるイタリアの政党・[[北部同盟 (イタリア)|北部同盟]]のように、経済的な理由(利益配分の不均衡など)から分離独立を実行したり、主張したりするケースもある。 |
国際的に承認されていない[[ソマリランド]]、イタリア北部の独立を掲げるイタリアの政党・[[北部同盟 (イタリア)|北部同盟]]のように、経済的な理由(利益配分の不均衡など)から分離独立を実行したり、主張したりするケースもある。[[ユーゴスラビア紛争]]は、民族的・宗教的対立の他に、鉱工業地帯が[[スロベニア]]や[[クロアチア]]に集中していたことにより、ここからの利益の再分配が対等に行われていない(利益が農業地帯である[[セルビア]]など他地域に取られてしまう)、という両国の不満も原因の一つとなっている。 |
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2015年7月25日 (土) 13:20時点における版
分離主義(ぶんりしゅぎ)は、国内における民族的、宗教的、人種的な少数派が、中央からの分離独立を目指すことを指す。
対応は、その国の情勢次第である。独立を認めることもあるし、自治権で妥協させることもある。また実力で封殺することもある。あるいは、自主財源がないなどの理由で、大きな声にならないこともある。
- エリトリア、東ティモール民主共和国、南スーダン:長い独立闘争の末勝ち取ったものであり、後は国家運営を軌道に乗せるだけである。
- スペインのバスク地方・カタルーニャ州、イギリス・北アイルランド:ハト派は納得しているが、タカ派は武装闘争を厭わない。
- 中華人民共和国における中華民国・チベット・東トルキスタン・内モンゴル自治区、イラク北部及びトルコのクルド人地域、アンゴラにおけるカビンダ:警察機関や軍隊を使って独立派を摘発し、多数派住民を送り込んで、先住民を少数派にしようとする。
- イギリスにおけるスコットランド、カナダにおけるケベック州、日本における琉球とアイヌ。普段は独立論は強くならないが、差別問題が起きれば、強くなる。
ナイジェリアにおけるビアフラやロシアにおけるチェチェンのように、一度独立を宣言した勢力を内戦の末に滅ぼすこともある。
国際的に承認されていないソマリランド、イタリア北部の独立を掲げるイタリアの政党・北部同盟のように、経済的な理由(利益配分の不均衡など)から分離独立を実行したり、主張したりするケースもある。ユーゴスラビア紛争は、民族的・宗教的対立の他に、鉱工業地帯がスロベニアやクロアチアに集中していたことにより、ここからの利益の再分配が対等に行われていない(利益が農業地帯であるセルビアなど他地域に取られてしまう)、という両国の不満も原因の一つとなっている。