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*アントニー・ビーヴァー『赤軍記者グロースマン――独ソ戦取材ノート 1941-45』、[[川上洸]]訳、[[白水社]]、2007年 |
*[[アントニー・ビーヴァー]]『赤軍記者グロースマン――独ソ戦取材ノート 1941-45』、[[川上洸]]訳、[[白水社]]、2007年 |
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2015年4月14日 (火) 03:55時点における版
ヴァシリー・グロスマン (ロシア語: Василий Семёнович Гроссман、ウクライナ語: Василь Семенович Гроссман、1905年12月12日 - 1964年9月14日)は、ソ連の作家、ジャーナリスト。ウクライナ生まれ。
モスクワ大学卒業。炭鉱技師を経て、1930年代から著作活動に入る。第二次世界大戦中は、赤軍の機関紙『赤い星』の従軍記者として、スターリングラードやクルスクの戦闘を取材したほか、ナチスの強制収容所の実態についても取材した。
戦後になると、スターリンの反ユダヤ主義が強まる中、著作の検閲を受けるようになり、独ソ戦を題材にした三部作『人生と運命』などは生前に発表される機会を得なかった。1964年に胃癌で死去。
著作
- 『スターリングラード』、黒田辰男譯、七星書院、1947年
- 『万物は流転する…』、中田甫訳、勁草書房、1972年(『万物は流転する』、齋藤紘一訳、みすず書房、2013年)
- 『人生と運命』、全3巻、齋藤紘一訳、みすず書房、2012年 - 第49回日本翻訳文化賞受賞
関連図書
- アントニー・ビーヴァー『赤軍記者グロースマン――独ソ戦取材ノート 1941-45』、川上洸訳、白水社、2007年