「シェフとギャルソン、リストランテの夜」の版間の差分
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彼らは祖国イタリアの味を守り続けていたが、アメリカ人とは感性が合わず客が全く入ってこない。そのため経営が行き詰り、借金の返済が滞っているため、セコンドは恋人のフィリスと結婚することを躊躇している。一方、アメリカ人向けの料理を出すパスカルのレストランは、客でにぎわっており繁盛していた。しかし、自分の味に誇りを持っているプリモは、彼の店が出す料理を嫌っていた。 |
1950年代、アメリカ東部ニュージャージーの田舎町。レストランを経営している、イタリア移民であるセコンドと彼の兄プリモ。セコンドは[[ウェイター|ギャルソン]]、プリモはシェフとして働いていた。 |
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彼らは祖国イタリアの味を守り続けていたが、アメリカ人とは感性が合わず客が全く入ってこない。そのため経営が行き詰り、借金の返済が滞っているため、セコンドは恋人のフィリスと結婚することを躊躇している。一方、アメリカ人向けの料理を出すパスカルのレストランは、客でにぎわっており繁盛していた。しかし、自分の味に誇りを持っているプリモは、彼の店が出す料理を嫌っていた。 |
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経営担当のセコンドは、パスカルに借金を頼むが、パスカルは、プリモと一緒に自分の店で働くよう勧める。セコンドが断ると、パスカルは、ジャズ歌手の[[ルイ・プリマ]]を説得し、セコンドたちの店のパーティに来てもらうようにするという。セコンドは、店と自分たちの人生のため、兄が嫌っているパスカルの助力であることを隠し、パーティに備える。 |
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== キャスト == |
== キャスト == |
2013年5月5日 (日) 02:48時点における版
シェフとギャルソン、リストランテの夜 | |
---|---|
Big Night | |
監督 |
スタンリー・トゥッチ キャンベル・スコット |
脚本 |
ジョセフ・トロピアーノ スタンリー・トゥッチ |
製作 | ジョナサン・フィレイ |
製作総指揮 |
デヴィッド・カークパトリック キース・サンプルズ |
出演者 |
スタンリー・トゥッチ トニー・シャルーブ ミニー・ドライヴァー イアン・ホルム イザベラ・ロッセリーニ |
音楽 | ゲイリー・デミシェル |
撮影 | ケン・ケルシュ |
編集 | スージー・エルミガー |
製作会社 | Rysher Entertainment |
配給 | 俳優座シネマテン |
公開 |
1996年1月24日(サンダンス映画祭)[1] 1996年9月6日(トロント国際映画祭)[1] 1997年4月12日[2] |
上映時間 | 109分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 イタリア語 |
製作費 | $4,100,000(概算)[3] |
興行収入 | $12,008,376[4] |
『シェフとギャルソン、リストランテの夜』(原題:Big Night)は、1996年に公開されたアメリカ映画。監督は、俳優のスタンリー・トゥッチとキャンベル・スコットが共同で担当し、脚本はトゥッチと彼のいとこのジョセフ・トロピアーノが担当している。ビデオ・DVDの題名は『リストランテの夜』となっている。
ストーリー
1950年代、アメリカ東部ニュージャージーの田舎町。レストランを経営している、イタリア移民であるセコンドと彼の兄プリモ。セコンドはギャルソン、プリモはシェフとして働いていた。
彼らは祖国イタリアの味を守り続けていたが、アメリカ人とは感性が合わず客が全く入ってこない。そのため経営が行き詰り、借金の返済が滞っているため、セコンドは恋人のフィリスと結婚することを躊躇している。一方、アメリカ人向けの料理を出すパスカルのレストランは、客でにぎわっており繁盛していた。しかし、自分の味に誇りを持っているプリモは、彼の店が出す料理を嫌っていた。
経営担当のセコンドは、パスカルに借金を頼むが、パスカルは、プリモと一緒に自分の店で働くよう勧める。セコンドが断ると、パスカルは、ジャズ歌手のルイ・プリマを説得し、セコンドたちの店のパーティに来てもらうようにするという。セコンドは、店と自分たちの人生のため、兄が嫌っているパスカルの助力であることを隠し、パーティに備える。
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キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
セコンド | スタンリー・トゥッチ | 江原正士 |
プリモ | トニー・シャルーブ | 牛山茂 |
フィリス | ミニー・ドライヴァー | 湯屋敦子 |
パスカル | イアン・ホルム | 山野史人 |
ガブリエラ | イザベラ・ロッセリーニ | 塩田朋子 |
クリスティアーノ | マーク・アンソニー | |
ボブ | キャンベル・スコット | 後藤敦 |
女性歌手 | クリスティーン・トゥッチ |
スタッフ
- 監督:スタンリー・トゥッチ、キャンベル・スコット
- 製作:ジョナサン・フィレイ
- 脚本:ジョセフ・トロピアーノ、スタンリー・トゥッチ
- 撮影:ケン・ケルシュ
- 音楽:ゲイリー・デミシェル
- 編集:スージー・エルミガー
- 日本語版スタッフ
- 字幕翻訳:松浦美奈
- 吹替翻訳:芝谷真由美
- 吹替演出:蕨南勝之
評価
批評家の反応
批評家からは高評価を受けており、Rotten Tomatoesでは、54件のレビュー中96%が本作を支持し、平均点は8.1/10となった[5]。Metacriticでは、23人の批評家レビューに基づいて80点となった[6]。
受賞とノミネート
賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
ボストン映画批評家協会賞 | 脚色賞 | スタンリー・トゥッチ ジョセフ・トロピアーノ |
受賞 |
放送映画批評家協会賞 | 作品賞 | 『シェフとギャルソン、リストランテの夜』 | ノミネート |
インディペンデント・スピリット賞 | 第一回脚本賞 | スタンリー・トゥッチ ジョセフ・トロピアーノ |
受賞 |
第一回作品賞 | 『シェフとギャルソン、リストランテの夜』 | ノミネート | |
主演男優賞 | トニー・シャルーブ | ノミネート | |
スタンリー・トゥッチ | ノミネート | ||
ニューヨーク映画批評家協会賞 | 新人監督賞 | スタンリー・トゥッチ キャンベル・スコット |
受賞 |
サテライト賞 | 主演男優賞(ドラマ部門) | スタンリー・トゥッチ | ノミネート |
脚注
- ^ a b “Release dates for Big Night”. IMDb. 2012年3月21日閲覧。
- ^ “シェフとギャルソン、リストランテの夜”. キネマ旬報. 2012年3月21日閲覧。
- ^ “Big Night (1996) - Box Office / business” (英語). IMDb. 2013年5月5日閲覧。
- ^ “Big Night (1996) - Box Office Mojo” (英語). Box Office Mojo. 2013年5月5日閲覧。
- ^ “Big Night”. Rotten Tomatoes. 2012年3月21日閲覧。
- ^ “Big Night”. Metacritic. 2012年3月21日閲覧。