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*中尼合文陀羅尼経幢 |
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2012年12月25日 (火) 14:15時点における版
西安碑林博物館(せいあんひりんはくぶつかん)とは、中国陝西省西安市にある博物館である。石碑・墓碑・金石文・墓誌銘・石彫刻を多数収蔵し、「中国最大の石造の書庫」とも称される[1]。
沿革
唐代石碑を収蔵するため、1087年(北宋時代)に孔子廟跡に設立された西安碑林が母体である。唐の開成石径と石台孝経を保存するために設立された。1944年、西安孔子廟の古代建築物群を拡充し、西安碑林博物館として設立。1961年、国の重要文化財保護指定(全国重点文物保護単位)を受けた。
所蔵品
現在1万1000余点の文物が収蔵されており、国宝文物19点、1級文物272点がある。碑林には、1,000基程の石碑が、ほか北魏・隋・唐代の墓誌300余点などが展示されている。
文物
- 周秦漢展示室には,西周時代の青銅器が陳列されている。
- 隋唐展示室には、隋の大興城平面図があり、これは唐の長安城のモデルとされた。
- 蘇諒妻馬氏墓誌(蘇諒の妻である馬氏の墓誌。ペルシア文字が篆刻されている)[2]
- 和同開宝銀貨
- ローマの金貨
- 壁画迎賓図
石刻
全部で70余点ある。
- 後漢の双獣石刻。
- 陝北の画像石。
西安碑林
- 開成石経
- 唐文宗の開成二年(A.D.837年)に作成。孝経・論語・詩経などが刻まれている。
- 欧陽詢「皇甫誕碑」(唐代)
- 虞世南「孔子廟堂碑」(唐代)
- 懐仁集王羲之書「三蔵聖教序碑」(唐代)
- 顔真卿「顔氏宗廟碑」(唐代)
- 柳公権「玄秘塔碑」(唐代)
- 張旭「断千字文」(唐代)
- 懐素「草書千字文」(唐代)
- 李陽冰「三墳記」(唐代)
- 曹全碑(後漢時代)
- 周易残石(後漢時代)
- 宋淳化秘閣帖(清代に複刻)
- 大秦景教流行中国碑(かつて長安に存在した大秦寺が建造したとされる。大秦寺は景教(中国に伝来したネストリウス派キリスト教)の寺院であった。)
- 不空和尚碑
- 中尼合文陀羅尼経幢
所在地・情報
- 中国陝西省西安市三学街15号
- 開館時間 は8:30~18:00。
- 料金 30元