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2012年5月23日 (水) 09:39時点における版
ジレンマ、ディレンマ (dilemma) とは、
- ラテン語、ギリシャ語においては2つの仮定や前提(di-lemma)から導き出される矛盾や障害や問題を意味し、日本語では「両刀論法」[1]という。「進退両難」、「板ばさみ」という「二方向のどちらも行けない」、「二方からの相容れない要求によって身動きが取れない」といった表現も表記されている[2]。転じて「抜き差しならない羽目」[3]や「窮地」[4]という意味にも使われるようになった。
- ある問題に対して2つの選択肢が存在し、そのどちらを選んでも何らかの不利益があり、態度を決めかねる状態。
- 哲学・論争などの分野では前提を受け入れると2つの選択肢の導く結論がともに受け入れがたいものになることを示し、議論の相手を困らせる論法。
のいずれかを指す。
2つの選択肢がともに受け入れがたいことを比喩的に表現して「ジレンマの角(つの)」ということがある(角は2つで、とがっていて不愉快なことから)。
論理学では「A または B である」「A ならば C である」「B ならば C である」という仮定から「C である」という結論を導くことをジレンマと呼ぶ。
選択肢が3つある場合にはトリレンマ(trilemma)と呼ぶ。
例
ジレンマ
トリレンマ
- ミュンヒハウゼンのトリレンマ
- 国際金融のトリレンマ
- サービス経済のトリレンマ - 脱工業化が進展すると、所得平等、雇用拡大、均衡財政の3つをすべて成立させることはできない。
- 環境問題のトリレンマ - 経済発展、資源・エネルギーの確保、環境の保全の3つをすべて成立させることはできない。
脚注
参考文献
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関連項目
外部リンク
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