「腸骨」の版間の差分

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== 血液との関係 ==
== 血液との関係 ==
腸骨には人体でもっとも大量の[[骨髄]]が存在し、[[血液]]のおよそ半分は腸骨で作られる。骨髄を採取する場合は腸骨稜の後ろ側、上後腸骨棘を中心とした場所から採取する<ref name="三輪血液病学p550-551">『三輪血液病学』p550-551</ref>。
腸骨には人体でもっとも大量の[[骨髄]]が存在し、成人では[[血液]]のおよそ半分は腸骨で作られる。骨髄を採取する場合は腸骨稜の後ろ側、上後腸骨棘を中心とした場所から採取する<ref name="三輪血液病学p550-551">『三輪血液病学』pp.550-551</ref>。


== 腸骨と関節する骨 ==
== 腸骨と関節する骨 ==

2012年5月20日 (日) 11:53時点における版

骨: 腸骨
名称
日本語 腸骨
英語 Ilium
ラテン語 Os Ilium, Ilium
関連情報
MeSH Ilium
グレイ解剖学 書籍中の説明(英語)
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図中のIliumが腸骨、Iliac crestが腸骨稜
全身骨格図 13番が腸骨の位置である。

腸骨(ちょうこつ、英語: Iliumラテン語: ilium、os. ilium)は、四肢動物腰帯を構成する骨の一つである。

ヒトの場合、坐骨 (Ischium)、腸骨、恥骨 (Pubis) をあわせて寛骨と呼ばれる。骨盤は、左右1対の寛骨、仙骨、尾骨で構成され、腸骨は骨盤最大の骨である[1]

血液との関係

腸骨には人体でもっとも大量の骨髄が存在し、成人では血液のおよそ半分は腸骨で作られる。骨髄を採取する場合は腸骨稜の後ろ側、上後腸骨棘を中心とした場所から採取する[2]

腸骨と関節する骨

腸骨から起始する筋肉

腸骨に停止する筋肉

脚注

  1. ^ 慶応大学/系統解剖学/骨、骨格系2011.02.12閲覧
  2. ^ 『三輪血液病学』pp.550-551

参考文献

関連項目

外部リンク