アシスト (バスケットボール)

バスケットボールにおいてアシスト(Assist)とは、得点に直接貢献するパスを出すプレイや、パスを出した選手に与えられる記録項目。ただし、パスを受けた後、ドリブルなどで相手を抜いた後にシュートを行った場合はアシストにはならず、シュート動作中に守備側からファウルを受け、与えられたフリースローによって得点した場合は記録に数えられない。略称はA。また、アシストに結びついたパスは「アシストパス」と呼ぶ。

バスケットボールは、他のスポーツに比べて攻守の切り替えが激しくシュートチャンスが生まれやすい為、アシストは攻撃の起点になるポイントガードの選手に記録される場合が多い。NBAにおいてはジョン・ストックトンはキャリア通算で15,806アシストとずば抜けた記録を持ち、9年連続で9度のアシスト王に輝いている。1試合における最多記録は、スコット・スカイルズが1990年に記録した30アシスト。 また、現役の選手では、ジェイソン・キッド、スティーブ・ナッシュ、がアシスト数でリードしている。

NBA歴代アシストランキング

NBA歴代アシスト数ランキング　　　太字は現役選手　

Rank	プレーヤー	Player	Game	APG	Total_AST
1	ジョン・ストックトン	John Stockton	1,504	10.5	15,806
2	ジェイソン・キッド	Jason Kidd	1,315	9.0	11,842
3	マーク・ジャクソン	Mark Jackson	1,296	8.0	10,334
4	マジック・ジョンソン	Earvin MagicJohnson	906	11.2	10,141
5	スティーブ・ナッシュ	Steve Nash	1,151	8.6	9,909
6	オスカー・ロバートソン	Oscar Robertson	1,040	9.5	9,887
7	アイザイア・トーマス	Isiah Thomas	979	9.3	9,061
8	ゲイリー・ペイトン	Gary Payton>	1,335	6.7	8,966
9	ロッド・ストリックランド	Rod Strickland	1,094	7.3	7,987
10	アンドレ・ミラー	Andre Miller	1,042	7.2	7,456
11	モーリス・チークス	Maurice Cheeks	1,101	6.7	7,392
12	レニー・ウィルキンス	Lenny Wilkens	1,077	6.7	7,211
13	テリー・ポーター	Terry Porter	1,274	5.6	7,160
14	ティム・ハーダウェイ	Tim Hardaway	867	8.2	7,095
15	ボブ・コージー	Bob Cousy	924	7.5	6,955
16	ゲイ・ロジャース	Guy Rodgers	892	7.8	6,917
17	マグシー・ボーガス	Muggsy Bogues	889	7.6	6,726
18	ケビン・ジョンソン	Kevin Johnson	735	9.1	6,711
19	ドレク・ハーパー	Derek Harper	1,199	5.5	6,577
20	ネイト・アーチボールド	Nate Archibald	876	7.4	6,476
21	ステフォン・マーブリー	Stephon Marbury	846	7.6	6,471
22	ジョン・ルーカス	John Lucas	928	7.0	6,454
23	レジー・ゼウス	Reggie Theus	1,026	6.3	6,453
24	ノーム・ニクソン	Norm Nixon	768	8.3	6,386
25	ジェリー・ウェスト	Jerry West	932	6.7	6,238
26	スコッティ・ピッペン	Scottie Pippen	1,178	5.2	6,135
27	クライド・ドレクスラー	Clyde Drexler	1,086	5.6	6,125
28	ジョン・ハヴリック	John Havlicek	1,270	4.8	6,114
29	バロン・デイビス	Baron Davis	834	7.2	6,024
30	ムーキー・ブレイロック	Mookie Blaylock	889	6.7	5,972