「ケニー野村」の版間の差分

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
編集の要約なし
編集の要約なし
23行目: 23行目:
*[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハムファイターズ]]（1982 - 1983）
*[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハムファイターズ]]（1982 - 1983）
}}
}}
'''ケニー 野村'''（ケニー のむら、Kenny Katsuhiko Nomura<ref name="tokyodrive"/>、[[1959年]][[2月27日]] - ）は、日本の元[[プロ野球選手]]（[[捕手]]）であり、[[スポーツ]]アドバイザーである。
'''ケニー 野村'''（ケニー のむら、Kenny Katsuhiko Nomura<ref name="tokyodrive"/>、[[1959年]][[2月27日]] - ）は、日本の元[[プロ野球選手]]（[[捕手]]）であり、[[スポーツ]]アドバイザーである。日本名は'''野村 克彦'''（のむら かつひこ）。実兄は元プロ野球選手でスポーツ選手の代理人業を務める[[団野村|ダン野村]]。継父は元プロ野球監督の[[野村克也]]、異父弟としてプロ野球選手の[[野村克則]]がいる。


⚫
== 来歴・人物 ==
日本名は'''野村 克彦'''（のむら かつひこ）。

⚫
== 人物 ==
{{jdate|1959}}、[[神奈川県]]生まれ<ref name="bookcv">著者略歴 （ケニー野村） 『グッバイ・マミー -母・野村沙知代の真実』 新潮社 2001年9月</ref>。父親は、日本に駐在していた東欧[[ユダヤ系アメリカ人]]であるアルヴィン・エンゲル（Alvin George Engel）、母親は、日本人女性、伊東 芳枝（後のプロ野球監督婦人、[[野村沙知代]]）であった。東京都[[目黒区]]出身<ref name="homerun">野村克彦 『[[ホームラン (雑誌)|ホームラン]]』12球団全選手百科名鑑1982</ref>。
{{jdate|1959}}、[[神奈川県]]生まれ<ref name="bookcv">著者略歴 （ケニー野村） 『グッバイ・マミー -母・野村沙知代の真実』 新潮社 2001年9月</ref>。父親は、日本に駐在していた東欧[[ユダヤ系アメリカ人]]であるアルヴィン・エンゲル（Alvin George Engel）、母親は、日本人女性、伊東 芳枝（後のプロ野球監督婦人、[[野村沙知代]]）であった。東京都[[目黒区]]出身<ref name="homerun">野村克彦 『[[ホームラン (雑誌)|ホームラン]]』12球団全選手百科名鑑1982</ref>。


⚫
小学校から高校まで、[[セント・メリーズ・インターナショナル・スクール]]（東京都世田谷区）に学んだ。大学は、カリフォルニア工芸大学に進学したが<ref name="homerun"/>中退した<ref name="bookcv"/>。{{jdate|1978}}、母親の[[再婚]]が成立し、野村克也の[[継子]]となった。
実兄は元プロ野球選手でスポーツ選手の代理人業を務める[[団野村|ダン野村]]。継父は元プロ野球監督の[[野村克也]]、異父弟としてプロ野球選手の[[野村克則]]がいる。しかしながら現在、母親の野村沙知代、兄のダン野村とは、それぞれ[[絶縁 (人間関係)|絶縁状態]]にあるという。

===経歴===
⚫
{{jdate|1959}}生まれ。小学校から高校まで、[[セント・メリーズ・インターナショナル・スクール]]（東京都世田谷区）に学んだ。大学は、カリフォルニア工芸大学に進学したが<ref name="homerun"/>中退した<ref name="bookcv"/>。{{jdate|1978}}、母親の[[再婚]]が成立し、野村克也の[[継子]]となった。


その後、{{jdate|1980}}から、プロ野球球団、[[広島東洋カープ]]、次いで{{jdate|1982}}からの2年間は[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハムファイターズ]]に在籍したが、最後まで一軍で競技する機会はなかった。
その後、{{jdate|1980}}から、プロ野球球団、[[広島東洋カープ]]、次いで{{jdate|1982}}からの2年間は[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハムファイターズ]]に在籍したが、最後まで一軍で競技する機会はなかった。
40行目: 35行目:


現在、アメリカ在住<ref>[http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20011206a1.html Sachiyo Nomura arrested in tax probe] Japan Times Online, Dec-6-2001, Retrieved on Aug-25-2010</ref>（[[ロサンゼルス市]] [[サンフェルナンド・バレー]]<ref name="tokyodrive">[http://www.tokyodrivemagazine.com/2010/08/interview-kenny-nomura-.html Kenny Nomura, 39 School of Baseball] Tokyo Drive Magazine, Aug 2010, Retrieved on Aug-26-2010</ref>）。
現在、アメリカ在住<ref>[http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20011206a1.html Sachiyo Nomura arrested in tax probe] Japan Times Online, Dec-6-2001, Retrieved on Aug-25-2010</ref>（[[ロサンゼルス市]] [[サンフェルナンド・バレー]]<ref name="tokyodrive">[http://www.tokyodrivemagazine.com/2010/08/interview-kenny-nomura-.html Kenny Nomura, 39 School of Baseball] Tokyo Drive Magazine, Aug 2010, Retrieved on Aug-26-2010</ref>）。

現在、母親の野村沙知代、兄のダン野村とは、それぞれ[[絶縁 (人間関係)|絶縁状態]]にあるという。


==詳細情報==
==詳細情報==
48行目: 45行目:
*'''39''' （1980年 - 1981年）
*'''39''' （1980年 - 1981年）
*'''61''' （1982年 - 1983年）
*'''61''' （1982年 - 1983年）

⚫
== 参考文献 ==
⚫
*伊東信義『姉野村沙知代』 ラインブックス [[1999年]]6月 ISBN 4-89809-041-9

⚫
==脚注==
⚫
{{Reflist}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[広島東洋カープの選手一覧]]
* [[広島東洋カープの選手一覧]]
* [[北海道日本ハムファイターズの選手一覧]]
* [[北海道日本ハムファイターズの選手一覧]]
* [[兄弟スポーツ選手一覧]]


⚫
==脚注==
⚫
{{Reflist}}
⚫
;参考文献
⚫
*伊東信義『姉野村沙知代』 ラインブックス [[1999年]]6月 ISBN 4-89809-041-9
== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.tokyodrivemagazine.com/2010/08/interview-kenny-nomura-.html （インタビュー） ケニー・ノムラ] Tokyo Drive Magazine 2010年8月
* [http://www.tokyodrivemagazine.com/2010/08/interview-kenny-nomura-.html （インタビュー） ケニー・ノムラ] Tokyo Drive Magazine 2010年8月

2011年8月8日 (月) 12:41時点における版

ケニー 野村（野村 克彦）
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都目黒区[1]
生年月日 (1959-02-27) 1959年2月27日（65歳）
身長
体重		 180[2] cm
85[2] kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 捕手
プロ入り 1979年 ドラフト外
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）

この表について

ケニー 野村（ケニー のむら、Kenny Katsuhiko Nomura[3]、1959年2月27日 - ）は、日本の元プロ野球選手（捕手）であり、スポーツアドバイザーである。日本名は野村 克彦（のむら かつひこ）。実兄は元プロ野球選手でスポーツ選手の代理人業を務めるダン野村。継父は元プロ野球監督の野村克也、異父弟としてプロ野球選手の野村克則がいる。

来歴・人物

1959年（昭和34年）、神奈川県生まれ[4]。父親は、日本に駐在していた東欧ユダヤ系アメリカ人であるアルヴィン・エンゲル（Alvin George Engel）、母親は、日本人女性、伊東 芳枝（後のプロ野球監督婦人、野村沙知代）であった。東京都目黒区出身[1]。

小学校から高校まで、セント・メリーズ・インターナショナル・スクール（東京都世田谷区）に学んだ。大学は、カリフォルニア工芸大学に進学したが[1]中退した[4]。1978年（昭和53年）、母親の再婚が成立し、野村克也の継子となった。

その後、1980年（昭和55年）から、プロ野球球団、広島東洋カープ、次いで1982年（昭和57年）からの2年間は日本ハムファイターズに在籍したが、最後まで一軍で競技する機会はなかった。

その後は日本やアメリカで、スポーツアドバイザーとして活動している。2001年（平成13年）には、自伝であり、母親（野村沙知代）についての暴露本でもある著作を出版した[5]。翌年、巨額の脱税容疑で逮捕・起訴されていた母親に有罪判決が出たことを知った野村は、これらは自著が母親を追い詰めた結果であるとして、「正義が勝った」との感想を述べている[6]。

現在、アメリカ在住[7]（ロサンゼルス市 サンフェルナンド・バレー[3]）。

現在、母親の野村沙知代、兄のダン野村とは、それぞれ絶縁状態にあるという。

詳細情報

年度別打撃成績

  • 一軍公式戦出場なし

背番号

  • 39 （1980年 - 1981年）
  • 61 （1982年 - 1983年）

参考文献

脚注

  1. ^ a b c 野村克彦 『ホームラン』12球団全選手百科名鑑1982
  2. ^ a b 昭和57年（1982年）当時のデータ
  3. ^ a b Kenny Nomura, 39 School of Baseball Tokyo Drive Magazine, Aug 2010, Retrieved on Aug-26-2010
  4. ^ a b 著者略歴 （ケニー野村） 『グッバイ・マミー -母・野村沙知代の真実』 新潮社 2001年9月
  5. ^ 『グッバイ・マミー 母・野村沙知代の真実』 新潮社 2001年9月 ISBN 4-10-449001-6
  6. ^ 『スーパーJチャンネル』 テレビ朝日 報道
  7. ^ Sachiyo Nomura arrested in tax probe Japan Times Online, Dec-6-2001, Retrieved on Aug-25-2010

関連項目

外部リンク

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ケニー野村&oldid=38707084」から取得