「千光寺山ロープウェイ」の版間の差分

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== 運行形態 ==
== 運行形態 ==
通常の営業時間は午前9:00から午後5:15まで。元旦や花見連休、祭り等の際には運行時間が延長される。
通常の営業時間は午前9:00から午後5:15まで。元旦や花見連休、祭り等の際には運行時間が延長される。
15分毎に運行、所要時間は約3分。多客時にピストン運行する。毎年12月29日から31日までは定期点検のため運休する。
15分毎に運行、所要時間は約3分。多客時、定員に達する毎にピストン運行する。毎年12月29日から31日までは定期点検のため運休する。


== 歴史 ==
== 歴史 ==

2011年4月8日 (金) 13:25時点における版

千光寺玉の岩の上を通過するゴンドラ
千光寺より望む
山麓より望む
山頂駅
山麓駅

千光寺山ロープウェイ(せんこうじやまロープウェイ)は、広島県尾道市千光寺山にある、市営の索道

概要

長江口から千光寺山頂を結んでいる。 当初は観光客の利便性から尾道駅裏からの軌道敷設が計画されていたが、観光客を目論んだおのみち本通り商店街などの要望もあって、現在のルートに決定した。 現在のゴンドラは3代目で、愛称は初代・2代目と同じ「かもめ」と「さくら」。 2003年に当時の尾道市長の発案でそれまでの赤い車体から現在のパステルグリーンに塗り替えられた。 なお、この2代目の車両はは2011年1月30日午後5:15に運行を終了し、翌日から2月9日までは3代目車両への交換工事が行われた。 3代目の車両は大阪車輌工業製。一般からデザインが公募され、福岡県のフリーデザイナーによるものが採用された。車体はダークブラウンで「さくら」は山をイメージした緑色のドア、「かもめ」は海をイメージした青色のドアがつけられている。また、新しい客車は窓の面積が旧客車に比べ約3割大きくなっており、窓外の景色が撮影しやすくなっている。3代目車両は、2月10日、試運転、試乗会と撮影会の後、午前10時より通常運転が開始された。

この山自体が日本百景に選ばれるなど日本でも著名な絶景スポットで、ロープウェイからも同様に楽しめる。映画・絵葉書など尾道の風景映像によくこのロープウェイが登場する。山頂から麓にかけて千光寺や山頂展望台、日本さくら名所100選に選ばれた千光寺公園艮神社御袖天満宮天寧寺尾道市立美術館などが存在する。

路線データ

  • 全長:361m
  • 高低差:115m
  • 走行方式:3線交走式
  • 定員:30人
  • 駅数:2駅
  • 輸送能力:720人/時
  • 設計:東京索道

運行形態

通常の営業時間は午前9:00から午後5:15まで。元旦や花見、連休、祭り等の際には運行時間が延長される。 15分毎に運行、所要時間は約3分。多客時、定員に達する毎にピストン運行する。毎年12月29日から31日までは定期点検のため運休する。

歴史

駅一覧

駅名 英語表記 累計
キロ
接続 所在地
山麓駅 Sanroku 0.000 JR西日本山陽本線尾道駅から
おのみちバス中国バス 「長江口」バス停下車すぐ
徒歩で約20分

山陽自動車道尾道インターチェンジから車で約20分、福山西インターチェンジから約15分

広島県
尾道市
山頂駅 Sanchō 0.361

関連項目

外部リンク