「セイオシン」の版間の差分
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2009年9月8日には、プロデューサーに[[Butch Walker]]([[アヴリル・ラヴィーン|Avril Lavigne]]、[[ピンク (歌手)|Pink]]等)を迎えたニューアルバム「In Search of Solid Ground」リリースされ、全米アルバムチャートにて初登場19位を記録している。 |
2009年9月8日には、プロデューサーに[[Butch Walker]]([[アヴリル・ラヴィーン|Avril Lavigne]]、[[ピンク (歌手)|Pink]]等)を迎えたニューアルバム「In Search of Solid Ground」リリースされ、全米アルバムチャートにて初登場19位を記録している。 |
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2010年6月には、[[Story of the Year]]のオーストラリア公演のサポートアクトを行う。また、その後、自身の所属する[[ヴァージン・レコード]]からの離脱を決意。直後にヴォーカルのコーフ・リヴァーがバンドから脱退した。 |
2010年6月には、[[Story of the Year]]のオーストラリア公演のサポートアクトを行う。また、その後、自身の所属する[[ヴァージン・レコード]]からの離脱を決意。直後にヴォーカルのコーフ・リヴァーがバンドから脱退した。 |
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現在は、新たなボーカリストを探し続けているが、まだみつかっていない。 |
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==ディスコグラフィー== |
==ディスコグラフィー== |
2011年3月10日 (木) 02:37時点における版
セイオシン | |
---|---|
ファイル:Saosin.png | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国,カリフォルニア州,ニューポート・ビーチ |
ジャンル |
ポスト・ハードコア オルタナティヴ・ロック スクリーモ |
活動期間 | 2003年~現在 |
レーベル |
キャピトル・レコード (2004-2007年) ヴァージン・レコード (2008-2010年) |
共同作業者 |
Secret and Whisper Anthony Green Circa Survive Open Hand |
公式サイト | Saosin.com |
メンバー |
ボウ・バーチェル ジャスティン・シェコウスキー クリス・ソーレンソン アレックス・ロドリゲス |
旧メンバー |
アンソニー・グリーン ザック・ケネディ パット・マクグラース コーフ・リヴァー |
セイオシン(Saosin)とは、カリフォルニア州のニューポート・ビーチにて結成されたポスト・ハードコア・バンドである。
「ヴォーカルのコーフ・リヴァーが発する、凄まじいハイトーンボイス(高音域の声)」と「ハイテクニックな演奏」を武器に、アメリカのポスト・ハードコアシーンで圧倒的な人気を獲得。
日本でも、非常に知名度が高いバンドとして知られている。
現在のメンバー
- ボウ・バーチェル(Beau Burchell) - ギター
- ジャスティン・シェコウスキー(Justin Shekoski) - ギター
- クリス・ソーレンソン(Chris Sorenson) - ベース
- アレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez) - ドラム
旧メンバー
- コーフ・リヴァー(Cove Reber) (二代目ヴォーカル担当。2010年に脱退。)
- 生年月日:1985年8月28日(38歳)
- 末日聖徒イエス・キリスト教会のメンバー
- アンソニー・グリーン (初代ヴォーカル担当。2004年に脱退。)
- ザック・ケネディ (初代ベース担当。2003年に脱退。)
- パット・マクグラース (初代ドラム担当。2003年に脱退。)
来歴
アンソニー・グリーン在籍時の活動
ヴォーカルの採用
セイオシンは「As Hope Dies」というバンドのギタリストであった、ジャスティン・シェコウスキーとボウ・バーチェルの二名によって結成された。結成当初、彼等はバンド名を「The Gift」とする予定であったが、既に同名のバンドが存在していたために断念した。
彼らはMIDIのドラムを使用してデモを製作しており、このデモの最初に収録されていた"You're No Angel"という曲では、ボウ・バーチェルがヴォーカルをとっている。(この曲はアンソニー・グリーンが加わる以前は"teh gift"とされていて、"You're No Angel"になったのは彼が加入して正式に曲が完成してからである。)
この時から、彼等は正式なシンガーを探しており、「Days Away」というバンドに所属していたキース・グッドウィンにその旨を伝えた。そこで、彼はアンソニー・グリーンを紹介する。早速彼らは2つのインストゥルメンタル曲を彼に送り、彼はそれらにヴォーカルを録音した。この2曲は「Translating the Name EP」に収録された"Seven Years"と"Translating the Name"である。そして確かな手応えを感じた2人はアンソニー・グリーンをフィラデルフィアから呼び寄せ、四日間でEPのヴォーカルを録音した。
初の正式音源「Translating the Name EP」、そしてアンソニーの脱退
2003年6月17日にリリースした「Translating the Name EP」はネットを通じて話題になり、即座に人気に火が点いた。この余波からバンドは1度もライヴを行っていないにも関わらず多数のレコード会社からのオファーを受ける。
しかし、シンガーであるアンソニー・グリーンはEPをリリースした後にバンドを脱退してしまう。この時のアンソニー・グリーンはとても強いホームシックにかかっており、家族が恋しいと漏らすようになっていた。彼は自分が脱退する事で”バンドにシンガーがいなくなる”という厳しい状況に追い込んでしまうことを申し訳なく感じていたが、「これ以上ここにいたらおかしくなってしまいそうなんだ」と言って脱退した。
そこでバンドは全国的なオーディションを開催する。ボウ・バーチェルはこのオーディションにおける面接時にこう言った。「俺達が最も重要視しているのは、麻薬をやらない、しっかりとライヴで歌える、そしてルックスも良くて一緒に楽しくやっていける奴だ。でもユーモアのセンスはそんなになくていい。そこは俺達に任せておけ。」そしてオーディションによって絞られた数人のシンガーのデモを聞いた結果、以前に「Mormon In The Middle」と「Stamp Out Detroit」という二つのバンドでヴォーカルを務めていた、コーフ・リヴァーがバンドの新たなリードシンガーとして決定した。
コーフ・リヴァー加入後の活動
初期の活動
コーフ・リヴァーがセイオシンに送ったデモにはアコースティックバージョンの"Mookie's Last Christmas"(このトラックはネット上に流出している)が収録されており、その他には"Seven Years"と"3rd Measurement in C"が収録されていたと思われる。ボウ・バーチェルは、初めてこのデモを聞いた時にアンソニー・グリーンが自分達をバカにするために送ってきたと勘違いした程、その声はアンソニー・グリーンと酷似していた。実はこの時、彼等はクリードのヴォーカルの様な「渋くて低い声」をしたシンガーでは無く、アンソニー・グリーンの様な、高音域で歌えるシンガーを必要としていた。なぜなら、ボウ・バーチェルは以前に、人気ロックバンドの「Midtown」と「Further Seems Forever」の両ヴォーカルをそれぞれスタジオに呼び、ProToolsによってアンソニー・グリーンのヴォーカルのみを消して、「Translating the Name EP」に収録されている曲を二人に歌わせてみたところ、「Spinal Tap(イギリスの古いヘヴィメタルバンド)」の楽曲の様にしか聞こえず、結果的にこのバンドのサウンドには向いていないという判断を下していたからである。
ベーシストであるザック・ケネディも、個人的な問題や本人の考え方から早くにバンドを離れた。彼はセイオシンを脱退してからアシュリー・シンプソンのバックバンドでベースを弾いていたが、2005年にそのバンドからも離れている。セイオシン内の後任は、クリス・ソーレンソンが務めた。
ドラマーのパット・マクグラースは、「Translating the Name EP」をレコーディングする際のメンバーである。バンドは以前から、現ドラマーのアレックス・ロドリゲスを加入させようと必死になっていたが、その時彼は「Open Hand」というバンドのメンバーでツアーをしていた為、スタジオドラマーであったパット・マクグラースが迎え入れられた。ボウ・バーチェルいわく、「Translating the Nameの3/4は彼のおかげで成り立っている」との事。以下は全てボウ・バーチェルの発言。「アレックスしかいないと思っていたけど、そんな事はなかったね。一度彼に『誰にもできないようなプレイをしてみてくれよ』って頼んでみたんだ。そしたら、彼がとてつもないプレイをいきなり始めたんだ。俺達全員チビっちまったね。しかも、恐ろしく凄いフレーズを叩いておきながら、何事もなかったかの様な顔をしてんだよ。とにかくぶったまげたな。」
ボウ・バーチェルは、パット・マクグラースに「Open Hand」のCD音源を手渡し、このドラマーの様なドラミングがバンドの理想である事を伝え、また、「このように叩く事が可能か?」と尋ねた。結果的に、パット・マクグラースが、バンドのメンバーとして加わったライヴは一度も行われなかったが、パットとは、互いに楽しみながらレコーディング中の期間を過ごせたという。
2005-2008:1stアルバムのリリース
2005年、バンドは全米ツアーを敢行し、ワープドツアーにも参加する。また、この期間中に"Bury Your Head"のVideoが撮影され、Fuse(アメリカのケーブルテレビ)で公開された。
そしてバンドはキャピトル・レコードと契約し、2006年9月26日に自身の名を冠した1stアルバム「Saosin」でデビューを飾る。この作品は1週間で3万5千枚を売り上げ、全米アルバムチャートにて、初登場22位を記録した。ちなみに「Steven's Untitled Rock Show」という番組で、司会者が「8万枚を売り上げた・・・」と紹介しているが、これは間違いで、ジャスティンがその場で訂正している。この作品には、「同じジャンルに属する他アーティストとは、違った方向性にものにする」というバンドの意向が含まれていた様で、彼等がインディーズ時代に設立した「Death Do Us Part」というレーベルからリリースした最初のEPや、いわゆるポスト・ハードコアの他バンドと比べると、少しソフトな作品に仕上げられた。
2006年には、全米でも屈指のロックフェスティバル「Taste Of Chaos'06」に参加し、Bleeding Through やSenses Failといったバンドと共に全米をツアーも行っている。
また、2007年には全米でThe Usedをヘッドライナーに据えて開催された「Taste Of Chaos'07」にも参加しており、30 Seconds to Mars やAidenといった人気バンドとの競演も果たしている。そして、5月の初頭にはオーストラリアへ向かい、ブリスベン、シドニー、メルボルン、アデレード、パースといった主要都市にて、A Static Lullabyや地元のバンドをサポートに迎えたライヴを行っている。
同年夏には、リンキン・パーク をヘッドライナーとした「Projekt Revolution」に参加している。また、彼等のウェブサイトに掲載されたインタビューで、クリスとコーフの二人が、「ツアー中に、次のアルバムに向けた曲を書き始めたよ」と発言している。
2008年10月には、ツアー販売とインターネットサイト「hurley.com」 限定で、五曲入りミニアルバム「The Grey」をリリースした。これには当時の新曲3曲と、既発曲のアコースティックver.が収められているが、この新曲はいずれも、後に販売される2ndアルバム「In Search of Solid Ground」に再レコーディングされた物が収録されている。また、2009年になって、ようやくiTunesでの販売も解禁となっており、現在はそちらで入手できる様になっている。
2009-現在:2ndアルバムのリリース
2009年9月8日には、プロデューサーにButch Walker(Avril Lavigne、Pink等)を迎えたニューアルバム「In Search of Solid Ground」リリースされ、全米アルバムチャートにて初登場19位を記録している。
2010年6月には、Story of the Yearのオーストラリア公演のサポートアクトを行う。また、その後、自身の所属するヴァージン・レコードからの離脱を決意。直後にヴォーカルのコーフ・リヴァーがバンドから脱退した。
現在は、新たなボーカリストを探し続けているが、まだみつかっていない。
ディスコグラフィー
アルバム
発売日 | タイトル | 販売レーベル | 全米アルバムチャート最高位 | セールス |
2006年9月26日 | Saosin | キャピトル・レコード | 30万枚 | |
2009年9月8日 | In Search of Solid Ground | ヴァージン・レコード |
シングル
発表 | 曲名 | US Alternative チャート最高位 |
収録アルバム |
---|---|---|---|
2006 | "Voices" | 25 | |
2007 | "You're Not Alone" | — | |
2009 | "Changing" | 30 | In Search of Solid Ground |
2010 | "Deep Down" | — |
ミニアルバム(EP)
- Translating the Name EP(2003年6月17日)
- 注: 予約者限定特典として、数曲のアコースティックver.を収録したボーナス・ディスクが封入されていた。
- Saosin EP(2005年9月6日)
- 注: 別名、「Warped Tour EP」や「Black EP」と呼ばれる事もある。これは当初、一般向けリリースは行わずに、「Warped Tourへ来場した人へのみ、無料で配られるサンプル盤」となる予定だった物だが、所属レーベルのキャピトル・レコードがそれを許可せず、「Saosin EP」として正式にリリースされる事となった。
- The Grey EP(2008年10月14日)
デモ
Saosinは多くのインストゥルメンタルデモ等をリリースしているが、そのどれもが正式なものではない。その詳細は ここで確認できる。
コンピレーション
- A Santa Cause - It's A Punk Rock Christmas (2003) – "Mookie's Last Christmas" with Anthony Green on Vocals
- Music on the Brain Volume 1 (2004) – "I Can Tell There Was An Accident Here Earlier" with Cove Reber on Vocals
- The Mission Family Spring Sampler 05 (2005) – "Penelope (Acoustic)" (Pinback Cover) with Cove Reber on Vocals
- Atticus: ...dragging the lake, Vol. 3 (2005) – "Bury Your Head" with Cove Reber on Vocals
- Take Action! Volume 5 (2006) – "Sleepers" Demo
- The Best of Taste of Chaos (2006) – "I Wanna Hear Another Fast Song (Live)" (UK Edition Only)
- 2007 KROQ New ROQ (2006) – "Voices"
- The Best of Taste of Chaos Two (2007) – "Follow and Feel"
- The Sound Of Emotion (2007) – "Follow and Feel"
未発売曲
- "I Can Tell There Was An Accident Here (Demo)" with Anthony Green on Vocals
- "I've Become What I've Always Hated (Demo)" with Anthony Green on Vocals
- "Uphill Battle" with Cove Reber on Vocals
ミュージックビデオ
各アルバムから作成されているミュージックビデオは、以下の通りである。
Translating the Name EP
- "Seven Years" (2003)
- "3rd Measurement in C" (2003)
Saosin EP
- "Bury Your Head" (2005)
Saosin
- "Voices" ライヴver.(2007)
- "Voices" ファイナルver.(2007)
- "You're Not Alone" (2007)
バンド名の由来
セイオシンの発音は、ファンの間でかなり激しい議論が成された問題だった。名付け親のアンソニー・グリーンによると、「small heart」を意味する中国の諺を"say-ocean"と発音してメンバーに説明したが、彼らはそれを"Say-Oh-Sin"と発音するようになったとの事であり、発音としてはどちらでも問題ないようである。
SAY-OH-SINの発音は完璧なものではないが、どちらかと言えば、この発音は本来の中国語よりも中国の方言であるMandarinに近いものが存在する。このMandarinをもとに考えてみると、"Saosin"の発音記号には"xiao xin"というものがあてられ、ニュアンスとしては「危険である」や「気をつけろ」、「慎重になれ」の様なものになる。しかし完璧な発音としては、"shyao sheen"が最も正確であるため、やはり"SAY-OH-SIN"と発音してしまうと中国人はおろかMandarinを使用している人々にも理解することができない可能性が高い。
全米最大のパンク情報サイト「AbsolutePunk.net」のインタビューにおいて、ベーシストのクリス・ソーレンソンは、セイオシンの意味を「危険を伴う愛」や「慎重になれ」といった物だとも説明している。以下はアンソニー・グリーンの発言。「Saosin…それは、俺が考えた名前さ。Saosinって言葉の意味…それは…永遠なんてものはないんだから、今ある物をしっかり見つめろってことさ。愛情を注いだりした物も、結局いつかは消え去ってしまうんだ。」
使用機材
ボウ・バーチェル
ギターの種類
- Gibson Les Paul Standards
- SG Standards
オプション
- Marshall 1960BV
- Hughes and Kettner Triamp Mk.II
- wireless unit
ジャスティン・シェコウスキー
ギターの種類
- Gibson Les Paul Customs
- Ibanez Paul Gilbert model
オプション
- Hughes and Kettner Triamp MKIIs
- CC412 A30
- CC412 B30
- wireless unit
※過去にSchecter 006 ElitesとGibson SG StandardsとSeymour Duncan Hot Railsを積んだFender Telecastersを使用。
クリス・ソーレンソン
ベースの種類
- Fender Jazz and Precision
オプション
- Sunn 1200S
- Fender 8x10
- Fender Bassman 1200 Pro
アレックス・ロドリゲス
ドラムの種類
- Kit 1: Gun Gray Gloss Lacquer / All Black Chrome tube lugs, 50% Offset lugs on toms, inline lugs on kick drum. Toms are 6-ply and kick is 8-ply 12" x 8" 16" x 16" 22" x 20"
- Kit 2: 60's Oyster Black Wrap: ("Voices"のプロモーションビデオにて使用。) / All Black Chrome tube lugs, 50% Offset lugs on toms, inline lugs on kick drum. Toms are 6-ply and kick is 8-ply 14" x 10" 18" x 16" 24" x 18"
トリビア
- ヴォーカルのCoveは「コーヴ」と発音されがちであり、日本のオフィシャル情報でも「コーヴ」と表記されているが、本人いわく「コーフ」である。このページでは、Cove本人の意向に伴い「コーヴ」から「コーフ」に訂正済み。
- セイオシンは国内盤発売前はサオシンと読まれる、書かれることが多々あり、本人たちもTaste Of Chaos 2006で初来日した際にこれを気にしていたが、翌年5月の来日ではほとんどのファンがセイオシンと発音してくれるようになり、メンバーたちも喜んでいた。
- ヴォーカルのCoveはジブリ作品の大ファンである。
- ボウ・バーチェル,ザック・ケネディ,アレックス・ロドリゲスの3人はオープン・ハンドというバンドのメンバーだった。
- 「Translating the Name」でドラムを叩いたパット・マクグラースは以前スレイヤーのドラムの技術担当だった。
- 「Mookie's Last Christmas」はアンソニー・グリーンがジャスティン・シェコウスキーの父親について書いた曲だが、実はMookieというのはアンソニー・グリーンの飼っていた犬の名前である。
- ストーリー・オブ・ザ・イヤーとのツアー中のある晩、セイオシンは2つのライヴをこなしていた。その時,ジャスティン・シェコウスキーの父がやって来ており、彼は両方のライヴを見た後にジャスティン・シェコウスキーの腹違いの兄弟と共に帰路についた。しかし彼らは途中で事故に遭ってしまう。兄弟は助かったが、父はその事故によって帰らぬ人となってしまった。結局,ジャスティン・シェコウスキーは2週間続いたツアーを降りた。
- ストーリー・オブ・ザ・イヤーのフィル・スニード(G, Vo)は、アンソニー・グリーンの後任が決まらない間、ツアーのピンチヒッターとしてヴォーカルを務めていた。
- フルレングスのリリース前に流出してしまった音源やSaosin EPに収録されていた音源は様々な変更を伴って新たにレコーディングされ、フルレングスに収録された。
- アンソニー・グリーンがセイオシンに加入する以前に、ジャミソン・パーカーというロックデュオのJamison Covingtonがシンガーとしてセイオシンに在籍していたことがある。
- "Bury your Head"というタイトルは映画ジャーヘッドにインスパイアされてものである。
- "Show Me Your Bootyhole", "Rap Party", "Crap Rap"の3曲はB2Cのものであり、セイオシンのものではない。B2Cはボウ・バーチェル,クリス・ソーレンソン,そしてTake The Crownというバンドのメンバー数名と共に結成された、これらの曲のためだけのバンドである。
- セイオシンの楽曲である"Collapse"はゲームのBurnout Dominatorに使用されている。
- "Plays Pretty for Baby"という曲は一般にセイオシンの曲だと認識されているが、これは間違いであり、実際はアンソニー・グリーンがZolof the Rock & Roll Destroyerというバンドにゲストとして招かれた際に製作された楽曲である。これは彼らの「self-titled CD」にて聴くことができる。
- Sessions@AOLでパフォーマンスを行った際、バンドはシンディ・ローパーの"Time After Time"のカバーを披露している。
- Taste of Chaosでのワールドツアー中、Fred Maschirinoが急遽出演できなくなってしまい危機にたたされていたテイキング・バック・サンデイを救うため、コーフ・リバーとジャスティン・シェコウスキーがFredの穴を埋める形で彼のヴォーカルとギターをそれぞれ担当してライヴを行ったことがある。
- "セイオシン"というのはアンソニー・グリーンが初めて組んだ"Audience of One"というバンドで演奏していた曲の名前である。