「シーモア・ハーシュ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m ロボットによる 追加: he:סימור הרש |
||
31行目: | 31行目: | ||
[[fa:سیمور هرش]] |
[[fa:سیمور هرش]] |
||
[[fr:Seymour Hersh]] |
[[fr:Seymour Hersh]] |
||
[[he:סימור הרש]] |
|||
[[id:Seymour Hersh]] |
[[id:Seymour Hersh]] |
||
[[it:Seymour Hersh]] |
[[it:Seymour Hersh]] |
2009年9月26日 (土) 22:14時点における版
“サイ”シーモア・マイロン・ハーシュ(Seymour Myron "Sy" Hersh, 1937年4月8日 - )はアメリカ合衆国シカゴ生まれの調査報道記者。
彼のデビューは1969年、ベトナム戦争中のウィリアム・カリー中尉によるソンミ村虐殺事件の暴露であった。当時ディスパッチ・ニュース・サービスという小さな個人通信社の記者であった彼は、借金をしながら証言者を求め全米を廻って記事を書いた。『ザ・ニューヨーカー』に掲載されたこの記事で、1970年度ピューリッツァー賞を受賞。
その後ニューヨーク・タイムズ紙の特別記者(イシドール・フェンステイン・ストーン同様、記事のノルマがない)として採用され、数々の大記事をスクープする。(以下のスクープには、NYタイムズ時代で無いものを含む)
- CIAの国内スパイ計画「ケイオス作戦」を暴露(レジスタンス計画に繋がるもの。ただし、記事の誤りが多いとされ、ピューリツァー賞はなし)
- 多国籍企業報道(後にロッキード事件に発展)
- プロジェクト・ジェニファー(ソ連原子力潜水艦回収作戦)
- 新聞王ロバート・マクスウェルの正体とイスラエルの核武装(マクスウェルは報じられた直後に謎の急死、イスラエルの核は200発、さりげなく台湾の核武装という重要記事が入っている)
- アブグレイブ刑務所における捕虜虐待
- ウォーターゲート事件のスクープ(ウッドスタイン・コンビに及ばず)
- 大韓航空機事件の内幕
- ラベル空軍大将による北ベトナム無断爆撃事件
著書
- アメリカの秘密戦争 9.11からアブグレイブへの道(伏見威蕃訳)日本経済新聞出版社 2004年 ISBN 9784532164898