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2009年9月16日 (水) 20:55時点における版

Role&Roll(ロールアンドロール)は、新紀元社から発行されているテーブルトークRPG(TRPG)専門のゲーム雑誌である。2003年6月に創刊。当初は隔月刊であったが第7号より月刊化した。編集はアークライトが担当している。

概要

TRPG冬の時代を超えた新しい時代のTRPG総合雑誌を目指して創刊された雑誌。

TRPG雑誌は1990年代前半までは多数の出版社から発行されていたのだが、1990年代後半の「TRPG冬の時代」に入ってTRPGの出版点数が減少すると、それに比例するように多くの雑誌が休刊してしまった。21世紀に入るとTRPGの出版点数は復調していったが、TRPGを扱う雑誌は特定ゲームメーカーの会報誌しか存在せず、多くのゲームがユーザーサポートをインターネットに頼っている状態になっていた。

そんな状況の中で、「一般書店でも購入できるTRPGの総合情報誌」として2003年に創刊されたのが『Role&Roll』である(なお、正確には雑誌ではなく定期刊行の書籍である)。

表紙イラストは創刊号から緒方剛志が担当しており、その号の特集記事に関係したテーマを毎号描いている。

主な記事

新作情報
メーカーを問わない立場での新作情報が特徴的。
ゲームサポート
毎号、発売されているゲームの中から何タイトルかをピックアップして詳細なゲーム紹介記事やサプリメント的なサポート記事を載せている。この時、他社の雑誌でサポート記事の連載を一つも持っていないゲームについて優先的に記事が書かれる傾向にある。記事が連載されるゲームもあれば、掲載が一回きりのゲームもある。
リプレイ
『Role&Roll』はリプレイ記事がとても多い雑誌としても知られている。数多くのゲームタイトルに対して積極的にリプレイ記事が毎号複数掲載されており、それらは単行本化されないものも多く、ゲームプレイ経験のないリプレイ読み専門のファンにも注目される雑誌になっている。
ボードゲーム関係
『Role&Roll』はTRPG雑誌ではあるが、ボードゲームカードゲームの紹介に非常に力を入れている雑誌でもある。読者の中にはTRPGの記事よりもこちらを目当てに買っている者もいるようだ。
コラム
『Role&Roll』は業界人によるコラムが豊富なのも特徴である。安田均鈴木銀一郎などの業界の重鎮の連載もあり単行本化されたものもある。
レビューコミック
緑一色作画によるゲームプレイレポートコミック「スピタのコピタの!」が創刊号から続いている。非常に楽しそうなプレイ風景を描けていることが好評で、記事で深く紹介しきれてないゲームの購買意欲の刺激に役立っている。

サポートする、されたTRPG

※印のついているものは『ロール&ロールRPGシリーズ』として発売されているもの。このシリーズの作品はゲームサポートが優先的に行われる傾向にある。

外部リンク