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'''家島 彦一''' (やじま ひこいち、[[1939年]] - )は、[[早稲田大学]]教育・総合科学学術院([[教育学部]]社会科地理歴史専修)特任教授。専門は[[歴史学]]、[[イスラーム商業史]]。 |
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2009年3月14日 (土) 05:24時点における版
家島 彦一 (やじま ひこいち、1939年 - )は、早稲田大学教育・総合科学学術院(教育学部社会科地理歴史専修)特任教授。専門は歴史学、イスラーム商業史。
経歴
東京都生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。在学中は、前嶋信次に師事。
1966年、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所アラビア部門助手。同大学助教授、教授を経て、1998年より宇都宮大学国際学部併任教授。2002年に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所を定年退官 。2002年、東京外国語大学名誉教授、早稲田大学教育学研究科特任教授。
著書
単著
- 『イブン・ファドラーンのヴォルガ・ブルガール旅行記』(訳注、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1969年)
- 『イスラム世界の成立と国際商業―国際商業ネットワークの変動を中心に』(岩波書店、1991年)
- 『海が創る文明―インド洋海域世界の歴史』(朝日新聞社、1993年)
- 『大旅行記』(イブン・バットゥータ口述イブン・ジュザイイ編:訳注)全8巻(平凡社東洋文庫、1996年6月~2002年9月刊)
- 『イブン・バットゥータの世界大旅行―14世紀イスラームの時空を生きる』(平凡社新書、2003年10月刊)
- 『海域から見た歴史―インド洋と地中海を結ぶ交流史』(名古屋大学出版会、2006年)
- 『中国とインドの諸情報』(第一の書 著者不明、第二の書 スィーラーフ出身のアブー・ザイド・アル=ハサン著:訳注)全2巻 (平凡社東洋文庫、2007年9月〜12月刊)
共著
- (上岡弘二)『インド洋西海域における地域間交流の構造と機能』(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1979年)