「児玉神社 (藤沢市)」の版間の差分

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'''兒玉神社'''(こだまじんじゃ)は、[[日露戦争]]で活躍した[[明治時代]]の[[軍人]]・[[兒玉源太郎]]を祀った[[神社]]である。[[神奈川県]][[藤沢市]][[江ノ島]]と[[山口県]][[周南市]](旧[[徳山市]])にある。
'''兒玉神社'''(こだまじんじゃ)は、[[日露戦争]]で活躍した[[明治時代]]の[[軍人]]・[[兒玉源太郎]]を祀った[[神社]]である。[[神奈川県]][[藤沢市]][[江ノ島]]と[[山口県]][[周南市]](旧[[徳山市]])にある。


兒玉を祀る神社の起源は、
兒玉を祀る神社の起源は、明治45年([[1912年]])に[[杉山茂丸]]が[[東京都]][[墨田区]][[向島 (墨田区)|向島]]の私邸内に建てた社であると伝えられる。


==江ノ島の兒玉神社==
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例祭=[[7月24日]]}}
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[[大正]]7年([[1918年]])創建された。前身は明治45年([[1912年]])に[[杉山茂丸]]が[[東京都]][[墨田区]][[向島 (墨田区)|向島]]の私邸内に建てた社であると伝えられる。
[[大正]]7年([[1918年]])、兒玉の威徳を偲ぶ崇敬者により創建された。

戦後、旧[[社会党]]の[[葉山峻]]が24年間に亘り藤沢市長を務めていたことで、兒玉神社は政教分離という建前から冷遇され荒廃の一途を辿った。その廃神社同然の兒玉神社を山本白鳥が祭祀の継承をし、私財を投じ復興を果たした。


兒玉がかつて[[日本統治時代 (台湾)|台湾総督]]として[[台湾]]の近代化に努力した縁により台湾の有志から贈られた、口の中の玉が回る名品の狛犬が有名。
兒玉がかつて[[日本統治時代 (台湾)|台湾総督]]として[[台湾]]の近代化に努力した縁により台湾の有志から贈られた、口の中の玉が回る名品の狛犬が有名。

2006年7月23日、[[中華民国]]元総統[[李登輝]]を招き、兒玉源太郎没後100年を記念した兒玉神社100年祭の式典が行われた。


=== 外部リンク ===
=== 外部リンク ===
*[http://www.cityfujisawa.ne.jp/kankou/ht_mido/kodama.htm 児玉神社](藤沢市役所)
*[http://www.cityfujisawa.ne.jp/kankou/point/kiyoshi.html 児玉神社]


==周南市の兒玉神社==
==周南市の兒玉神社==
大正11年([[1922年]])、兒玉の旧宅跡に江ノ島の神殿を移築したもので、江ノ島には新たな神殿が建てられた。
大正11年([[1922年]])、兒玉の旧宅跡に江ノ島の神殿を移築したもので、江ノ島には新たな神殿が建てられた。


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2008年7月26日 (土) 07:34時点における版

兒玉神社(こだまじんじゃ)は、日露戦争で活躍した明治時代軍人兒玉源太郎を祀った神社である。神奈川県藤沢市江ノ島山口県周南市(旧徳山市)にある。

兒玉を祀る神社の起源は、

江ノ島の兒玉神社

兒玉神社
兒玉神社
所在地 神奈川県藤沢市江ノ島1-4-3
位置 北緯35度18分02秒 東経139度28分52秒 / 北緯35.30056度 東経139.48111度 / 35.30056; 139.48111
主祭神 兒玉源太郎命
社格 県社
創建 大正7年(1918年
例祭 7月24日
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大正7年(1918年)、創建された。前身は明治45年(1912年)に杉山茂丸東京都墨田区向島の私邸内に建てた社であると伝えられる。

兒玉がかつて台湾総督として台湾の近代化に努力した縁により台湾の有志から贈られた、口の中の玉が回る名品の狛犬が有名。

外部リンク

周南市の兒玉神社

大正11年(1922年)、兒玉の旧宅跡に江ノ島の神殿を移築したもので、江ノ島には新たな神殿が建てられた。