瀬原義生
表示
瀬原 義生(せはら よしお、1927年12月1日[1] - 2016年9月25日[2])は、日本の歴史学者。文学博士(京都大学・論文博士・1991年)(学位論文「ドイツ中世農民史の研究」)。立命館大学名誉教授。専門は中世から近世初期にかけてドイツ史。
来歴
[編集]鳥取県米子市生まれ。1951年京都大学文学部史学科西洋史専攻卒業。1956年京都大学大学院(旧制)修了。
立命館大学助教授、教授、1994年定年退任、名誉教授、京都橘女子大学教授、1991年「ドイツ中世農民史の研究」で文学博士(京都大学)の学位を取得。
著書
[編集]- 『現代史入門』法律文化社(入門シリーズ)1960
- 『ドイツ中世農民史の研究』未来社 1988
- 『ヨーロッパ中世都市の起源』未来社 1993
- 『ドイツ中世都市の歴史的展開』未来社 1998
- 『スイス独立史研究』ミネルヴァ書房(Minerva西洋史ライブラリー)2009
翻訳
[編集]- F.レーリヒ『中世の世界経済 一つの世界経済時代の繁栄と終末』未来社(社会科学ゼミナール)1969
- M.ベンジンク,S.ホイヤー『ドイツ農民戦争 1524-1526年』未来社 1969
- シュモラー『ドイツ中世都市の成立とツンフト闘争』未来社(社会科学ゼミナール)1975
- E.ヴェルナー『中世の国家と教会 カノッサからウォルムスへ 1077~1122』未来社 1991
- M.モラ,Ph.ヴォルフ『ヨーロッパ中世末期の民衆運動 青い爪、ジャック、そしてチオンピ』ミネルヴァ書房 1996
- R.H.ヒルトン『中世封建都市 英仏比較論』刀水書房(人間科学叢書)2000
- C.ヴェロニカ・ウェッジウッド『ドイツ三十年戦争』刀水書房 2003
- カール・ヨルダン『ザクセン大公ハインリヒ獅子公 中世北ドイツの覇者』ミネルヴァ書房 2004
- C.ヴェロニカ・ウェッジウッド『オラニエ公ウィレム オランダ独立の父』文理閣 2008
- アンドリュー・ウィートクロフツ『ハプスブルク家の皇帝たち 帝国の体現者』文理閣 2009
- デレック・マッケイ『プリンツ・オイゲン・フォン・サヴォア 興隆期ハプスブルク帝国を支えた男』文理閣 2010
- C.ヴェロニカ・ウェッジウッド『イギリス・ピューリタン革命―王の戦争』文理閣 2015
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』
- ^ 瀬原義生氏死去:時事通信