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澤登佳人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

澤登 佳人(沢登)(さわのぼり よしと、1927年4月21日[1] - )は、日本法学者。専門は、刑法刑事訴訟法少年法中京大学教授・山梨学院大学教授・新潟大学教授等を経て、新潟大学名誉教授。神奈川県横須賀市出身[2]

学説・思想

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大学教授として刑事法を中心に研究し、論文・著作を発表していたが、その研究対象は労働法、経済学、哲学、量子力学等幅広い。晩年になって自らの哲学的研究の成果をまとめた「宇宙超出論」を提唱し[3]、脳死説に反対している[4]

親族

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経歴[5]

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著作

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  • 『故意過失概念の新構成』(郁文堂
  • 『産業災害の法律』(同文館、1965年)
  • 『経済犯罪』(同文館、1966年)
  • 『性倒錯の世界-異常性犯罪の研究』(荒地出版社、1967年)
  • 『刑事訴訟法史』(風媒社,1968年)
  • 『刑事法における人間の虚像と実像』(大成出版社、1976年)
  • 『権力止揚論』(大成出版社、1981年)
  • 『宇宙超出論』(白順社)
  • 『宇宙超出への道』(白順社)
  • 『反自殺・反脳死』(宇宙超出文庫)
  • 『臓器移植と人間の生命』(白水社)
  • 『本能知と理知』(白順社)
  • その他論文などについては「沢登佳人教授 略歴および著作目録」白鴎法學12号(1999年)1-32頁参照

脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 沢登佳人「沢登佳人教授 略歴および著作目録」『白鴎法學』第12巻、白鴎大学法学部、1999年、1-32頁、ISSN 1348-8473 
  3. ^ 上掲『宇宙超出論』、『宇宙超出への道』
  4. ^ 上掲『反自殺・反脳死』、『臓器移植と人間の生命』
  5. ^ 「沢登佳人教授 略歴」『白鴎法学 12号』(白鷗大学、1999年)1頁以下
  6. ^ a b 上掲『澤登佳人先生喜寿記念 本能知と理知 見えてきた生命の実体』参照