滴り落ちる時計たちの波紋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
滴り落ちる時計たちの波紋
作者 平野啓一郎
日本の旗 日本
言語 日本語
ジャンル 短編小説
発表形態 短編小説集
刊本情報
出版元 文藝春秋社
出版年月日 2004年6月
総ページ数 295
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
テンプレートを表示

滴り落ちる時計たちの波紋』(したたりおちるとけいたちのはもん)は、平野啓一郎の短編小説集。

収録作[編集]

白昼[編集]

初七日[編集]

珍事[編集]

閉じ込められた少年[編集]

瀕死の午後と波打つ磯の幼い兄弟[編集]

Les pepites passions[編集]

くしゃみ[編集]

作者が頻繁に口にする「死の訪れの正確な推測の不可能性」が主題である。〈ひどくひ弱な男〉は、30年か生きてきてくしゃみを一回しかした事が無かった男。くしゃみで自分が壊れてしまうかもしれないと心配していた。

最後の変身[編集]

フランツ・カフカの『変身』に自らの境遇を重ねる青年の独白を通じ、ロスジェネ世代の苦悩を描いた。

バベルのコンピューター[編集]

外部リンク[編集]