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波江元吉

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波江 元吉(なみえ もとよし、安政元年2月25日1854年3月23日) - 1918年大正7年)5月24日)は、東京都出身の動物学者[1]波江元八は弟[2]

略歴

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  • 安政元年(1854年)2月25日:武蔵国豊島郡本郷丸山西片町(現在の東京都豊島区)に生まれる[1][3]
  • 明治元年(1868年)8月 郷里福山誠之館に学ぶ[1]
  • 明治4年(1871年)6月 東京に遊学し、本郷元町進文学社に入り、ドイツ学を学ぶ[1]
  • 明治9年(1876年)2月 東京博物館の職員となり、以後十数年動物の調査に従事する[1]
  • 明治12年(1879年) 東京動物学会の前身、東京生物学会の設立に際し、発起人のひとりとして尽力する[1]
  • 明治15年(1882年)5月 東京大学別科医学生ならびに製薬学生の動物学講義を嘱託される[1]
  • 明治22年(1889年)1月 理科大学勤務を命じられる[1]
  • 明治25年(1892年)4月 水産の調査を農商務省より嘱託される[1]
  • 明治26年(1893年)9月 理科大学助手を命じられる[1]
  • 明治40年(1907年)
  • 明治41年(1908年)6月 勲八等に叙せられ、瑞宝章を授けられる[1]
  • 大正4年(1915年)
  • 大正5年(1916年)5月 勲七等瑞宝章を授けられる[1]
  • 大正7年(1918年)5月24日 逝去[1]


著書

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論文

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賞詞

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  • 正八位:明治40年(1907年)
  • 勲八等瑞宝章:1908年(明治41年)6月25日[4]
  • 従七位:大正4年(1915年)
  • 勲七等瑞宝章:大正5年(1916年)
  • 東京動物学会名誉会員[1]


関連項目

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参考文献

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 飯島魁 1918.
  2. ^ 磯野直秀 1986
  3. ^ 半七寫真製版印刷所 & 194-.
  4. ^ 『官報』第7499号、「叙任及辞令」1908年06月26日。