コンテンツにスキップ

武田元治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

武田元治(たけだ もとはる、1923年4月25日-2012年2月17日[1])は、日本の国文学者

略歴

[編集]

神戸市出身。1943年学徒出陣、中国戦線を転戦。1949年東京帝国大学文学部国文学科卒。51年同大学院(旧制)修了。高校教諭を経て1973年群馬大学教育学部助教授。1975年大妻女子大学助教授、76年教授、84-88年文学部長、大妻学院理事、96年定年退任、名誉教授[2]。1999年勲四等旭日小綬章受勲。解釈学会会長を務めた。

著書

[編集]
  • 『傍線解釈徒然草明治書院 1965
  • 『明解基礎国語』三省堂 1971
  • 『明解基礎国語問題集』三省堂 1971
  • 『100人で鑑賞する百人一首』編著 教育出版センター 1973
  • 『中世歌論をめぐる研究』桜楓社 1978
  • 『ビーコン基礎 わかる国語1』三省堂 1982
  • 定家十体の研究』明治書院 1990
  • 『「幽玄」-用例の注釈と考察』風間書房 1994
  • 西行自歌合全釈』風間書房 1999
  • 重家朝臣家歌合全釈』風間書房 2003 歌合・定数歌全釈叢書
  • 住吉社歌合全釈』風間書房 2006 歌合・定数歌全釈叢書
  • 広田社歌合全釈』風間書房 2009 歌合・定数歌全釈叢書
共著
  • 『現代文解釈の原理と応用』吉田精一共著 山田書院 1958

脚注

[編集]
  1. ^ 大妻女子大学
  2. ^ 『人事興信録』