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松平三光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
松平 三光[注 1]
時代 戦国時代
生誕 不明
死没 不明
別名 源太郎、源次郎、善四郎、善兵衛尉[2]
主君 松平広忠?、家康?
氏族 大草松平家
父母 父:松平昌久?[3]松平信貞?[1]
正親[3]
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松平 三光(まつだいら みつみつ)[注 1]は、戦国時代三河国武将大草松平家の5代目当主。

略歴

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寛永諸家系図伝』などは父を松平昌久三河国額田郡伊賀の生まれとしているが[2]、異説として松平昌久の弟で信貞の子とするものもある[1][4]

三光の動静について『寛永諸家系図伝』などの系図史料は伝えないが[2]、『龍城中岡崎中分間記』『参州本間氏覚書』は天文9年(1540年)の安城合戦ないし永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いにおける丸根砦攻めで[注 2]、『柳営婦女伝系』は永禄6年(1563年)の三河一向一揆との争乱で、それぞれ戦死したとしている[1][6][4]

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 『龍城中岡崎中分間記』は実名を助光としている[1]
  2. ^ 『寛永諸家系図伝』などは、三光の子・正親が桶狭間の戦いで戦死したとしている[2][5]

出典

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  1. ^ a b c d 『新編岡崎市史』史料, p. 29.
  2. ^ a b c d 『寛永諸家系図伝』, § 松平 泰親信光の庶流.
  3. ^ a b 『新編岡崎市史』, p. 440.
  4. ^ a b 『徳川諸家系譜』, § 柳営婦女伝系 巻之一.
  5. ^ 『寛政重修諸家譜』, p. 142.
  6. ^ 村岡 2008, p. 51.

参考文献

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  • 村岡幹生「大草・岡崎松平家の光重・貞光父子と初期の形原松平家」『愛知県史研究』 12巻、愛知県、2008年。 
  • 新編岡崎市史編集員会 編『新編岡崎市史』 中世、新編岡崎市史編さん委員会、1989年。 
  • 新編岡崎市史編さん員会 編『新編岡崎市史』 史料 近世 上、新編岡崎市史編さん委員会、1983年。 
  • 『新訂寛政重修諸家譜』 1巻、続群書類従完成会、1964年。ISBN 978-4-7971-0205-5 
  • 『徳川諸家系譜』続群書類従完成会、1970年。ISBN 978-4-7971-0257-4 
  • 寛永諸家系図伝』続群書類従完成会、2014年。ISBN 978-4-8406-3595-0